ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

友だちは選べるけれど

2018-07-29 | 映画・文化
映画好きのボランティア仲間からメールが来て、
「ショップリフターズ(万引き家族)観た?」
観ましたとも。


シビックの緞帳

映画祭の原風景。
この幕が開くと映画の異次元へ(笑)


数年前の映画祭のときに、お互い映画好きと知り、
「アレ観た?」
「コレはどう?」
と映画祭の頃になると情報交換をしていましたが、
最近は月に1回会えるか会えないかでご無沙汰でした。


私たちはアーリーバードで5本分まとめ買いしておしまい。

彼女は迷い倒して
17本に絞ったそう


「それって絞ったことになる
とウケてたら、
義理のお兄さん夫婦は30本なんですと
上には上がいた。


彼女はこれから3日間で8本だそうで、
タフな68歳
(※じゃなかったかな?)


「友だちは選べるけど家族は選べないなかで、
他人同士のひとりひとりが身を寄せ合っていきながら、
どんな家族よりも強く結ばれたのには感動したわ。」
というのが、彼女の万引き家族評。


出生も今の家族にもとても恵まれた、幸せそうな人の口から、
友だちは選べるけれど家族は選べない
なんていう重い真実がぽろりと出て、思わずドキリ


普段は仲間うちのムードメーカーで彼女がいるだけで場が華やぎ、
話題も豊富、ユーモアのセンスも抜群、社交的で活動的
そんな彼女の冷静で客観的かつ鋭いコメントに、


「だから気が合うんだろうなぁ
と、性格が全く違う私はふと思ってしまいました。


今年はこのアヒル口のツルに会うのもあと1回。

来年は6本にして、年々1本ずつ増やし、
60代には10本観られるご身分になっていたい
ささやかな私の夢ですわ(笑)
(※彼女の年齢になったら追いついてる





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