セントにうるさい男 ドルにうるさい女

出かけたついでにサバトに立ち寄ったら



「えぇぇえ」
夫が大発見


なにかと思ったら
「アンカーの牛乳がパックンより20セント安い」
ということは、生活圏では最安値ってこと
さいらん家御用達のパックンセーブは、NZでは
最も庶民的なスーパーということになっているので


ファロが近くなってから、ミルクはファロのにしたため
アンカーはほとんど買わなくなってしまったというのに、
20セントの違いを見逃さない男


ほとんどスーパーに行かない妻はミルクの相場を知らず
口惜しくも、嬉しくも、感動もないのですわ


でも、妻は先日購入したヌーサの子のために
オーブン用耐熱食器を買うのに
バカラ（オーストラリアのキッチン用品ブランド）の店で
2人用にはやや小さい8ドルか
2人用にはやや大きい14ドルか
悩みに悩んで



・・・・・・・





・・・・・・・





・・・・・・・





どっちもやめました


料理をしない夫には所詮どっちでもいい話。
そこまで迷っておきながら決めない妻にビックリ
6ドルの違いに妥協できない女


でも、これが数百ドル～数千ドル単位になると、
夫が身を乗り出し、妻はどーでもよくなります。


ヌーサの子のテレビを買い換えるのに、
夫はハービーノーマンでじっくり見て話を聞いて
悩みに悩んで
やっと決定
（※妻、丸投げ）


ホテルにもその旨を伝えて設置してもらう手はずでした。
でも、最後に空港に向かう直前にとうとう別のに変えて
やっと一件落着


これが万単位となると、
今度は妻が身を乗り出してきます。
不動産購入となると、値段の違いは万単位。
（※日本円だったら数百万円単位）


大金ですが25年のローンにしてしまうと返済額の違いより
物件の気に入り具合や資産価値の方が重要になることもあり
ヨッシャー
となる場合も
（※夫、唖然）


セントから万単位まで受け持ちがきっちり分かれている
几帳面なのかザルなのかびみょ～な夫婦
自分の受け持ち以外は
違いがわからない男と女