ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

再会

2011-04-26 | 趣味・ボランティア・チャリティー
昨晩、無事戻りました。

帰ってきたら、留守番をしていた子どもたちの朝食の食器がそのまんま
これでもヤツらは、
「家庭科が好き
と主張するんですが~


温(17歳)は最初からパス
善(14歳)は直前まで「行く」と言っていたのですが、最終的にドタキャン
これからの家族旅行は、よほどのことがないとムリなのか?


今月3回目の旅行となった今回は、北の街ファンガレイに行ってきました。
目的は再会です


ビルマ人医師のアリスとゾー。



2008年にビルマ(ミャンマー)を襲い13万人以上の死者を出した(らしい、正確な数字は不明なまま)サイクロン被災者のために、自宅でガレージセール(不用品販売)をして1万円ほど集めたことから、私は思いもかけない出会いの扉を開けてしまいました。
(その時の話は、コチラコチラで)


寄付したお金を、「なんとか確実に現地に届けられないものか」と思っていたときに出会った2人。彼らが被災者のために主催したファンドレイジング・パーティーのためにクルマで3時間かかるファンガレイに駆けつけたのが、ちょうど今から3年前。
(その時の話はコチラや後日談はコチラで)


以来、メール、手紙、電話という細々とした方法ながらも、太い友情を培ってきました。


去年早々こんな展開となり、私はこの直後にその後の人生がガラリと変わる霊的な啓示を受け、
「これはビルマと無関係ではない!」
と悟ったのですが、話が大きく横にそれるので、この話はまたいつか。


そして今回。
ちょうどパウアヌイから帰ってきてから電話で話し、
「僧院ができた!」
ということで、さっそくお土産話を聞き、お土産DVDを見せてもらうために再会を約束しました。


2人とも週末にも出勤することがあるので、2人が確実に揃うイースターの連休は再会にはもってこいでした。夫は土曜日に三度の飯より好きなラグビーのレフリーがあるので、日曜日出発となりました。



まったく変わってない2人がふるまってくれたのは、
クイティアオ
(ライスヌードルのきしめん版

まずは業務用の中華鍋を熱して玉子投入


「バカでしょう?この鍋からの香りが好きでこんなの買っちゃったのよ~」
というアリス。直径70cmぐらいあります


2人は2007年に亡くなった愛猫のために、正式な遺言まで残していたほどの猫バカでもあります (個人的には猫バカ万歳ですけどね)


醤油で下味をつけておいたクイティアオ投入~

慣れた手つきのドクターたち。


ニンニクの茎とエビ投入~




モヤシ投入~




できあがり~

シンガポールやマレーシアで食べていたのよりず~っとあっさりしていて、
危険なほど食が進んでしまいました



ホントのホントに美味しかったです。
あの道具立て、
あの火力
あの手際・・・・
真似できませんが、やっぱり家庭用のフライパンで真似てみようっと


2人で食べるときも、デッキに道具を用意して同じように作るというんだから、どれだけ好きなのか


個人的に中華鍋はバーベキューより断然気に入りました
他のものも作れるし、エンタメ度も満点。
キウイにもウケてるだろうな~
みんなアジア食好きだし。
感動~


でも、これはメインでして、その前にアリス先生の前菜もありました。

タイ式パンプキン・スープ、コリアンダーたっぷりの魚(タラキヒだったはず)のソテーとホタテとサラダ。


これも最高~
魚はおかわりしてしまったほど
夫婦でガっついて止まりませんでした。
おいしかったよ~ アリスぅ~


本日のメイン・シェフ、ゾー先生

医者にしておくのは惜しい


食後にビルマのDVDを見せてもらいました。



ワタクシの頼んだ布団の代わりの寝具一式(蚊帳や枕まで入ってます)を高僧に触ってもらっているところ。(日本のお払いのようなものみたいです)


こちらの高僧、今年御年86歳。

 

ただならぬ方のようで、画像からもオーラが漂ってくるかのようです。
アリスたちを通じ、こんなご縁までいただけて本当に光栄です。

少額でも息長く、かの国への支援を続けていきたいと思いました。 
(つづく)

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