米国務省のナウアート報道官は9月30日、声明を発表し、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮を巡り、「米外交当局には北朝鮮の体制と意思疎通を図るいくつものチャネルがある」と指摘した上で、「米国は体制崩壊や体制転換、朝鮮半島の統一の加速化などに関心がないと保証しているにもかかわらず、北朝鮮の当局者は非核化に向けた対話への関心や、対話の用意があることを示していない」と明らかにした。ティラーソン米国務長官は同日、北京で記者団に対し、北朝鮮と接触して意思疎通を図っていることを明らかにしていたが、ナウアート報道官の声明は、米朝の水面下の接触で大きな進展がないことを示すものだ。
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