香港が英国から中国に返還されて20年を迎えた1日午前、香港会議展覧センターで、中国の習近平国家主席が出席して記念式典が開かれた。習氏は演説で、若者を中心に台頭している香港独立の動きについて「越えてはならない一線に抵触しており、絶対に容認できない」と強く警告した。習氏は「中央政府の権力に対するいかなる挑戦も決して許さない」とも強調、今後も締め付けを強化していく方針を明確にした。香港の急速な民主化を求める若者が反発するのは必至だ。習氏は一方で、香港の高度の自治を認めるとした「一国二制度」について「世界が認める成功を収めた」と述べた。
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