トヨタ自動車の国内全工場の稼働が8日、停止した。トヨタは部品工場については9日、完成車組み立て工場については15日に稼働を再開する予定だ。グループの愛知製鋼で1月に発生した爆発事故の影響で、エンジンなどに使われる特殊な鋼材の供給が不足したためだ。トヨタの国内全工場が止まるのは東日本大震災が起きた2011年以来、約5年ぶり。稼働を止めたのは、全国10都府県にある国内16の完成車組み立て工場とエンジンなどを作る部品工場だ。ハイブリッド車「プリウス」などを生産する堤工場の正門前は8日朝、人の出入りがほとんどなく、広大な駐車場にとめられた車もまばらだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます