おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

小田原ブイヤベース 頂きました!

2008-11-09 13:56:47 | 小田原-食
「お義父さん、ダウン着た方がよさそうよ」
(寒がりのおじいちゃんは こう声をかけたら 一重のブルゾンをダウンに着替えた上 手袋まではめましたが、それで丁度よさそうでした。)
急に寒くなりました。
空も寒々しい薄灰色。
でも 行きましょう「夢見遊山いたばし」


お目当ては__
もちろん「小田原ブイヤベース」です。
限定250食。
まっすぐ会場の「秋葉山量覚院境内」を目指します。


結構早めに着いたと思ったのですが(11時頃でした)
会場はぼちぼち込み始めたところで
寂しくもなく、テーブルにもつけ、
「いい頃に来たね」って感じでした。


まずチケットブースで食券を買って
 
 

列に並びます。


 

具がまんべんなく入るようにかな?
貝(ムール貝 アサリ) イカ 海老 魚(キンメ!) カニ(ワタリガニ?) スープ・・・ と別々によそってくれ、
最後にピンクのクリームをポンと載せて お皿を渡してくれる__のでした。
(このクリームがすっごく美味しかった。これが入ると入らないじゃ大違い って位。どうやって作るのかなあー)


「これで500円かい?」
豪勢な具沢山ブイヤベース!
身も心もぽっかぽかです^^

おじいちゃんもワタリガニを最後までせせって・・・
完食です^^!
おいしかった ごちそうさまでした!


時に__
ブイヤベースの鍋の前に並ぶコックさん達があまりに立派なイデタチなので、横断幕の「エスコフィエ協会」に興味をもって調べてみたら・・・
http://www.escoffier.or.jp/
↑こ こ こ こんな立派な会で、
 この日会場にお並びの皆さんも有名なホテルやレストランのシェフ様でしたー!
(家に帰ってからビックリしました)

おじいちゃんは 鳥取のラーメンが気に入った

2008-11-05 16:05:54 | 小田原-食
義父が「IHでも使える鍋がほしい」というので
今日は板橋のホームセンター:ビーバートザンへ行きました。
(義父の部屋にはガスは引かれておらず、キッチンのコンロは「IH」なんです。名古屋からもってきた鍋はアルミ製だったので IHコンロでは使えず、我が家のをお貸し申し上げていたのですが、やはり気兼ねなく使える「自分の鍋」が欲しくなったみたい)

ビーバートザンで、軽くてこぶりで 使い勝手の良さそうな片手鍋をGETして、、、気付けばすでに12時を回っていました・・・

「鳥取ってお店で ラーメン食べて帰りません?」
(実は 行きしなすでにネラッていたnumabe。/ 日曜日に亭主と息子が久しぶりに鳥取でラーメンを食べて「おいしかったーっ」と言うのを 羨ましく思ったのを引きずっていて・・・)
義父「おいしいの?」
私 「んー 主人も息子も美味しいって言ってましたよ」
義父「若いもんらと わしは 好みが違うでなあ」
私 「んー んー んー とりあえず 食べてみましょうよー^^;)」

という訳で、無理やり(?)お連れした 鳥取
 場所は 国道一号線沿いで JRと登山電車の架橋のすぐ西。
 (お断り・画像は日曜日に亭主が撮ったものです)
 
 


こってりだけど くどくない 昔懐かしい系ラーメン^^
一番安い「600円のラーメン」でもたっぷり載せてくれる 分厚い煮豚がおいしい。おかあさんの「どう?からかったら言ってね、スープ足したげるから」という心遣いもうれしい。

ごちそうさまー あーおいしかった。
義父も「おいしいわ、あそこ。安いしなあ」
よかったー 気に入ってもらえてー。
又行きましょうね、(ちょっと遠いけど^^;)

小田原城 菊花展

2008-11-04 21:25:10 | 小田原-イベント
昨日から始まった菊花展・・・
(あいかわらず ぼんやりした文章で スミマセン)
昨日 不調で お城に上がれなかった義父は
「今日こそ!」な感じで お城端から本丸まで
車椅子なしで頑張って歩きました^^
 (↓お城北側の緩やかなスロープ)
 
 
 
 


やあー 色とりどりの菊 菊 菊・・・
 
 
 
 

でも すみませーん、素人には どんなのがよい菊か よくわからないー^^;
という訳で、目安として「受賞作品」を中心に回ってみました。

↑小田原箱根商工会議所会頭賞

↑県議会議長賞
 
↑市議会議長賞

↑全日本菊花連名会長賞(中央)
 (手前左の東京電力小田原支社賞のも素敵ですね)

↑市長賞

↑県知事賞(右)
いずれも立派ですね。

賞に 地元の企業名が見られるのが あたたかみがあってよかったな。(「鳥ぎん賞」とか「カフェ M's賞」とかね)


__と 「秋たけなわ」なイベントに心酔わせて本丸を降りたら お堀に・・・

冬の渡り鳥:ユリカモメが来てました。
 ちょっとあせりました。。。

山月・旧大倉男爵別邸(共壽亭)

2008-11-02 20:47:25 | 小田原-建物
(・・・下からのつづき・・・)
食後、館内を拝見したいのですが、と言ったら 「どうぞ どうぞ~^^」との事。
東の大広間は その時間 他のお客様があったので拝見叶いませんでしたが、他のお部屋は自由に見せて頂けました。
又、てっきり締め切り と思った 昔の玄関も通らせて頂けました。

という訳で 改めて、割烹旅館山月・旧大倉男爵別邸__
 

↑もしかしたら これが 「男爵邸」としての元々のお玄関だったのでしょうか?
 
↑私たちがお食事を頂いた部屋。玄関の左(西)、になります。
 
↑玄関を入った先。
 正面の板襖をあけると 「応接室」です。
 
↑応接室の天井。松の透かし彫りの欄間、板と網代を市松にした天井が綺麗。

そうそう、館内の照明は ほとんど「複製品」なのですが、一箇所だけ「オリジナル」が使われている部屋があるのです。実はそれが 私たちが食事を頂いた「玄関西の部屋」なんですよ。
__という訳で、はい、↑これが「オリジナル」。
すりガラスに鳳凰が描かれています。


↑二階への階段は「螺旋」です。

↑同じ階段を二階から見たところ。

お二階も見せて頂きましょう。
 
↑二階南の客室
 
↑板襖には螺鈿が施されています。
 (きっと夜は蝋燭のあかりに光るんだろうなあー)
 
↑飾りだなの下の 引き戸の蓮の葉(?)の部分は金属のようなんですよ。
 どういう手法なのでしょう? 木の板に 金とも銀ともつかない色の葉が 柔らかく光っていました。(「高蒔絵」とかいうのになるのかなあ?)

↑二階には 炉を切った客室もありました。
 お茶会もできそうですね。

・・・ とこんな豪勢なお館をお持ちだった 大倉男爵って?
ググったら とてもちょっとやそっとじゃ読みきれない程の記事が・・・。
まずは図書館で伝記を借りて ゆっくり読もうと思います^^;
(それから、ホテルオークラの「大倉集古館」にも行ってみましょう! それからそれから もう一度「山月」をお訪ねして 大広間を見なくちゃ!)

山月さんでお昼を頂きました

2008-11-02 16:38:57 | 小田原-食
割烹旅館・山月は、元々 明治・大正期の中堅財閥「大倉財閥」の創始者=大倉喜八郎の別邸、だったそうです。
http://www.0465.net/omise/sangetsu/index.html?CATEGORY=118
↑去年、小田原に引っ越す前からこの「0465.net」の「山月」の頁の美しい画像に憧れていたnumabe一家。
9月に引越し、落ち着いたら お訪ねしようと思っていたのにー
「山月」は去年11月に閉館。

「これだけの建造物が 鉄柵の向こう、だなんてー、もったいないー」
「カムバーック 山月!」

・・・と思っていた、のですが
先日 亭主がバイクで山月の前を通ったら
 門の鉄柵は取り外されており、

↓こんな張り紙が。


おお すると 営業を再開しておられるのだな?
さっそく予約を!

と そういう訳で、大変長い前置きになりましたが、
今日、念願の「山月・旧大倉男爵別邸」に行って参りました。

門をくぐってから玄関まで 長い長いアプローチが続きます・・・。
 
↓途中には滝まで。
 
 ↑「志ら雲の瀧」だそうです。横には伊藤博文の命名碑も
更に行くと(やっと?)
 坂の上に旅館の建物が見えてきました↓
 
↓こちらが入り口になります。
 
↓長ーい廊下。
 「ごめんくださーい!」(←かなり大きな声で^^;)
 返事がないので 勝手に上がると、廊下の途中に「受付」がありました。
 (珍しい造りのような・・・)
 
↓通されたのは 南西の角の部屋。
 三方に窓があり、木々に囲まれた深山のお堂に入ったよう。
 (落ち着くのなんの^^)
 
↓北には床の間がありますが、男爵はこの床の間を椅子代わりにして この前にテーブルを置いてらしたそうですよ。
 そそ、床の間の左に小さなドアがありますね?
 武者隠しのようですが 雪隠(トイレ)でした(^^;)
 

では 頂きます!
 
目にも舌にも美味しいお料理の数々。
 
御飯はミニ海鮮丼でしたよ。

デザートつき。
↑どれもみんな おいしかったですー♪
 これで3500円。(もちろん場所代+税サ込み^^)
 自信をもってお接待に使えます!

因みに、今回のこの3500円の会席、というお膳は メニューとしてはありません。
実は 予約の電話をした時 前出の「0465.net」のメニューの頁を見ながら「3500円の会席を頂きたい」って言ったのです。そしたらお店の方が _ 「実は私ども 前の山月さんと そこまでの引継ぎをしておりませんので 3500円の会席料理がどういう内容かわからないんです。 予算3500円のお昼食、という事で承らせて頂いていいですか?」
(なんと! 山月さんは オーナーさんが変わっていたんですねー。と 驚きつつも・・・)
「はい、それで結構です、よろしくお願いします。お訪ねするの楽しみにしてますー^^」チン
そーかー そーだったんだー ふーむー
電話を切ってから 訳もなく暫し不思議な余韻にひたりました^^;


経営者の交代については 今日仲居さんから改めて聞きましたが__
今年1月にはとりあえずバトン・タッチしていた、そうです。が、修理に時間がかかり すぐには営業ができなかった、のだとか。(4月からまず食事のみの営業を始め、宿泊は5月から受けていた_そうです)

いや、何はともあれ 営業再開はめでたい。
旧大倉男爵別邸は 小田原の宝の一つですからね。

長くなったので、建物については 別項で改めて・・・(つづく)

北条うどんを頂きました^^

2008-11-01 19:31:22 | 小田原-食

今日は足の調子がよかったおじいちゃん。
久しぶりに本丸へ上がってみました。


「菊花展」はあさって(三日)からですが、
すでに展示台は設置され 搬入済みの菊もありました。

丁度お昼。
以前から気になっていた「本丸茶屋」で「北条うどん」を頂いてみることにしました。
(梅干入り、ってところが 興味を引かれもし 同時にちょっぴり不安を覚えもしー・・・^^;)

実はちょっぴり勇気を出して食べてみたのですがー

鰹節の旨みと 梅のさわやかな酸味が マッチして
とってもおいしかったですー。

 (↑おじいちゃんにも好評^^)v


私の「お客様をお城に案内する際のモデル・プラン1」の昼食は「本丸茶屋の北条うどん」にしたいと思います。(お値段も700円とお手頃~)