おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

柏木鋳物研究所(街かど博物館9)

2008-03-09 00:41:54 | 小田原-建物
http://www.k-imono.com/
中町にある鋳物屋さん。奥が工房、手前がギャラリーになっています。

小田原はお茶が盛んな土地だったので 元々はお茶の道具類を多く作っていたそうですが、近年は鈴や鐘がメイン、とか。(仏具のおリンや風鈴、、、 少し前まではシンバルも作っていたのですって)

折角なので 「小田原風鈴」を一つ頂くことに。(映画『赤髭』で使われたのですってね)

風鈴には三種類ありました。_倍音の多い「松虫」。倍音が少なく澄み切った音色の「砂張(さはり)」。その中間の「鈴虫」。どれもそれぞれに美しい音。。。/ちょっと迷いましたが、こちらは「砂張」で有名と伺い(何しろギャラリー名が「砂張ギャラリー」というのですから) 、それじゃあと「砂張」を選びました。

♪ぴーーーー・・・・ん  というこの音・・・お届けしたいなあ。
(後日 編集で「音」も入れてみたいと思います)

木象嵌ギャラリー(街かど博物館8)

2008-03-06 13:45:22 | 小田原-建物
南町にある 木象嵌(もくぞうがん)ギャラリーを訪ねました。


1階は今年88歳の内田さんの仕事場__

 ↑ミシンを改造した糸鋸(いとのこ)から その髪の毛程の太さの糸鋸の刃、縫い針程の太さの錐(きり)に至るまで ほとんどの道具が「手作り」だそうです。

__2階がギャラリーになっています。


木象嵌という言葉も今回初めて聞いたような 素人の私達に 内田さんは 道具 木材 制作過程・・・ 色々な事を詳しく教えて下さいました。

(木象嵌は_ 木材を切り抜いたりはめ込んだりして図柄を作るアート。因みに 染料は使いません。様々な色は全て 木本来の色、なんですね。)

木象嵌の職人は今少なくなっているそうです。内田さんの工房もどうやら内田さんの代で終りになりそう、なのだとか。「息子さんやお孫さんの中には 継いで下さる方 ないんですか?」と伺ったら 「喜びも多い仕事だけど これだけで食べていくのは難しいから・・・強要はできないよ」と。
残念に思いながらも うなずくしかありませんでした。。。

作品は「一点仕上げるのに大体3ヶ月位__。奥の大きな美人画は1年かかった。」ですって。
そういう事もあって 一点のお値段は万を超える物が多く・・・ お土産には「しおり」を頂きました^^;

↑今年の干支「子」のしおり (細い線が象嵌ではめ込みになっている事、おわかりいただけるかな?)

http://www.common-odawara.com/lab/mister02.html
↑NPO法人コモンの頁

ベゴニア園 + ひめしゃらの湯

2008-03-06 12:05:59 | 温泉・プール
http://www.hakone-begoniaen.com/
トイ・ミュージアムのすぐ近くにあるベゴニア園。
↓迫力ある大輪の球根ベゴニア!

↓ゴージャスなつるし型のベゴニア。

↓気品ある小花。

色もタイプも様々。

ベゴニアづくしの温室で ベゴニア三昧(?)。

園内の「花の夢・美術館」では 押し花の展示+販売の他 体験コーナーもありました。


■交通:湯本駅からトイ・ミュージアムにも停まる無料シャトル・バスが出てて 車を持たない私達には嬉しかった。

おまけ: ひめしゃらの湯
http://www.hakone-begoniaen.com/hime/
ベゴニア園に隣接してある 日帰り温泉施設です。

施設としての規模はそんなに大きくないのですが 森に囲まれた露天風呂では ゆったりのんびりくつろげ、亭主によると「なかなかよかったで」だそうです。(私は主婦ですので 御飯の支度のため一足先に戻りましたのです)

次回は私も・・・(いつ?)

箱根トイ・ミュージアム

2008-03-05 20:40:50 | 美術館・博物館

http://www.toymuseum.co.jp/
今日は亭主が代休をとったので 二人で箱根湯本の「トイ・ミュージアム」へ行ってきました。
なかなか素敵なコレクションでしたよ。
(個人的には B級のおもちゃが楽しかった。「お父さん着せ替え」なんて おなかよじってしまいましたよー。 三輪車に乗るウルトラマンレオの人形にも笑ったー)

ミュージアム・ショップには 昔懐かしい「ぴょこぴょこカエル」が売られており、思わず買ってしまいました。
にこにこしながらキャッシャーに持ってったら お姉さんも「これ懐かしいですよね。よく出て 気がつくと品切れなんですよー。」ですって!

日本中にこのカエルが・・・と思うと 楽しくなっちゃう^^
http://jp.youtube.com/watch?v=YwHqkMEgp3Q
↑YouTubeに動画アップしました~♪

下田豆腐店(街かど博物館7)

2008-03-04 22:43:15 | 美術館・博物館
板橋の下田豆腐店です。


実は_表は何度も拝みながら、日曜日がお休みなのでなかなか来られなかったお店。
(お訪ねしたこの日は土曜日!)

↑メニュー豊富。目移りしちゃうー

とりあえず(?)今回はがんも三種とお豆腐一丁を頂きました。
(玉葱揚げは「せっかく揚げたてなんだから」と店先で頂いてしまいました・・・)

余: という訳で、この日の夜は 鯵の干物とおでん。日曜は湯豆腐を楽しみましたとさ。

露木木工所(街かど博物館6)

2008-03-04 21:17:33 | 美術館・博物館

早川にある 寄木細工のお店です。

ちょっと気のひけちゃう お洒落なギャラリー。(で小心者の私達は裏口からおじゃましてしまいました・・・)

http://www.yosegi-g.com/introduction/introduction.html
↑お店のショップ。
寄木細工っていうと「和風」って思い込んでいましたが むしろ「モダン」な感じの製品が多く、目を見張ってしまいました。

時に 寄木には「染料」は使われていないのだそうですね。木、本来の色を組み合わせて これらの模様を作っているそうです。(初めて知りましたー!)

本当は時計が欲しかったのだけど(不ぞろいの木材で作った枠が不思議な雰囲気を醸している面白い時計があったのよ) お店に寄った記念に買うにはちょっと高かったので・・・ 「しおり」を頂きました^^;



↑お店の名刺: 寄木の部分はプリントではありません。本物が貼り付けてあります!素敵でしょうー?

前田商店(街かど博物館5)

2008-03-03 14:30:33 | 美術館・博物館

早川漁港近くの干物屋さん 「前田商店」を訪ねました。
こちらには 干物作りの体験コーナーがあり、 体験しなくても そこから工場内部が自由に見学できる__のですが、あー残念 私達が覗いたのは丁度お昼で、従業員のみなさんが道具を片付けてらっしゃるところでした。
(という訳で ここは「稼動時間」にお訪ねになるのがよいか、と)

お土産に 鯵の干物を買って帰りました。
(なんたって「小田原市の魚」です!ってつい先頃知りましたが・・・。ついでに打つと 小田原市の淡水魚は めだか だそうです^^)

空からの眺め

2008-03-02 13:23:07 | 小田原隣接エリア
亭主が出張途中 機内から撮影した物をUPしますね。

小田原周辺:ピンと張り出しているのが真鶴半島 手前の緑が梅の里:曽我 平地を流れているのは酒匂川(さかわがわ)。

海岸が「へ」の字に折れているあたり(左から3cm 下から2.5cm)が 芦ノ湖を水源とする早川の河口。 小田原のお城は 左から2.5 下から2.3のあたりと思われます(←わりとてきとー)

箱根+芦ノ湖:左が相模湾 奥は伊豆半島 右は駿河湾 

上空から見ると、芦ノ湖がカルデラ湖だということがよくわかりますね。箱根の外輪山の大きさから 元々ここには3000m級の火山があった、と考えられています。

富士山:向こうの海は駿河湾

富士山って 小田原市街地からは「箱根の向こう」になって見えないんですよ。酒匂川の辺りからやっと見えるようになります。

写真で見ると 地図ではわかりにくい 高低差+緑地の分布などがわかって面白いものですね。でも距離感は逆にわかりにくくて 「あら、真鶴へ行くのも 曽我へ行くのも 変わらない?」なんて!(実際はもちろん曽我の方が断然近い。のですが、電車で行くとなると 曽我へは21分かかるのに、真鶴へは12分で行けるのでしたー。と、そんなのも面白いですね^^;)