おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

済生堂薬局小西本店(街かど博物館17)

2008-03-10 17:44:20 | 美術館・博物館
創業寛永十年(1633年)という薬屋さんです。
↓赴きある店構え。

↓百味箪笥に囲まれた店内。

↓引き出しの一つ一つに薬草名が。(へーオオバコも薬草でしたかー)

↓これ(薬研)で薬をすりつぶしたんですね__

↓そしてこれで刻んで、煎じて、、、



↑肝臓によいという「清肝茶」。おじいちゃんへのお土産に買いました^^
 あと 消毒用エタノールとのど飴も。ここは現役の「薬局」なのです。

後から知りましたが、、、
小西家はあの小西行長と縁続きなのですってね。(小西行長は境の薬商の次男。こちらを興されたのは行長の弟さん、だそうです) 改めて「歴史」を感じたことです。。。

ちん里う・梅万資料館(街かど博物館16)

2008-03-10 16:47:27 | 美術館・博物館
http://www.chinriu.co.jp/
小田原で梅干といえば「ちん里う(ちんりゅう)」。
しかし、そのちん里うが欄干橋に「梅万資料館」なるものをお持ちとは知りませんでした。

↑白状すると ちん里うの看板があまりにさりげないので そうと知らずに行き過ぎた事があります・・・

↑店内にはところ狭しとお味噌やお漬物が並んでいました。

↑奥の瓶の中には古~い古~い塩を吹いた梅干が!
(あのー これってまだ食べる事ができるのでしょうかー?)


お土産には 梅酒 柚子味噌 山椒味噌 を買ってかえりました~♪


余談:初めて小田原に降り立ち「ちん里う」という大きな看板を見た時は 何と読むのかわからず 「う・・・うりんち?」なぞと首をひねりました。元々は「枕流」と書いて「ちんりゅう」と読んだそうですが 後に「読みやすく『ちん里う』とした」のですって!)

千世倭楼(鈴廣かまぼこの里のレストラン)

2008-03-10 14:30:51 | 小田原-食
かまぼこの里にある レストラン「千世倭楼」は国の指定有形文化財です。
http://www.tiowa.jp/



母屋・離れ・蔵・・・でそれぞれ喫茶・割烹、会席料理、蕎麦が頂けます。
味わい深い建物の中で食せば 味わいも更に増そうというもの。

とりあえず今回は割烹の「潮の音」で・・・


↑私は「かまぼこづくし」

↑亭主は「潮の音弁当」を頂きました。
とても美味しかった。

喫茶の部「しゃざ」ではシフォンケーキが頂けるようでしたよ。

ああ、まったくの余談ながら・・・
先日
この風祭で友人とお茶したのですが、この「千世倭楼」ではなく隣の「箱根ビール蔵」へ行ったのです。そこで珈琲とケーキ・・・ のつもりが間違えて「伊達巻」を頼んでしまいました・・・。(メニューの写真では「ロールケーキ」に見えたんですよー とほほ)

でも、小田原らしくてよかったかな?とも思います^^
皆様も是非一度お試しあれ 「珈琲と伊達巻」!
(アイスやジャムが乗ってますが、これが不思議に合う。伊達巻はしっとりタイプで、チーズケーキのような感じでしたよー)

鈴廣・かまぼこ博物館(街かど博物館15)

2008-03-10 14:02:18 | 美術館・博物館
風祭の「鈴廣・かまぼこ博物館」へ行きました。

ここはお正月の風物詩:箱根駅伝復路 の中継地点としても有名ですね。

博物館は 子供の社会化見学に最適、な作り。
蒲鉾の歴史 作り方 食文化 などがよくわかるように展示されています。
又、館内は 奥が工場になっていて、生産ラインで働く人の姿も間近に見学できるようになっていました。(ラインの人の気がちるので 撮影ご遠慮下さいになってましたー)

↑練り物の型 (昔は木の型だったんですねー)

↑300円の試食セット(清酒がつきます^^ お酒はお茶にもかえられますよ)

蒲鉾作りの体験コーナーもありました。この日は日曜で、親子での参加が多かった。

時に鈴廣は 元々は小田原は本町の「船頭横丁」にお店がありました。

営業はしていませんが、建物は今も残っています。
看板も昔のまま。(すずひろ は 6代目の鈴木廣吉のお名まえからとったそうですよ)

銅葺きの屋根の上には波の飾りが。

できればこの建物も長く保存してもらいたいものですね。


さて、博物館がある場所は 実は「かまぼこの里」という名称で、お店・ビアホール・和食レストランがまとまって建つ場所。何度か来てきるのですが 広いのでまだまだ隅々までは覗けておらず、、、この後は 未体験の和食レストランへ行ってみることにー。