おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

早雲寺(二度目)

2009-03-04 20:36:51 | 箱根
今日は亭主が休みをとったので
夫婦で湯本の温泉(花紋さん)へ行ってきました。

まずは 温泉の向かいの早雲寺へご挨拶に__

前回来た時は 小田原の歴史に疎く 早雲寺がどういうお寺やら知りませんでしたので 見落とす物が多かったけれど、今回は
・早雲が京都の大徳寺で修行したこともあって 北条家の菩提寺であるここ早雲寺は「臨済宗 大徳寺派」である、とか
・本堂の裏の枯山水は 早雲の三男 幻庵(90近くまで生き(一説に97歳)、北条五代に仕えた人)の作である、とか
説明板を読めばなんとか理解できる程度になっておりました^^
(説明板を読んでもチンプンカンプンの事も まだまだ多いけど)

前日のとけ残りの雪が見られた 今日の早雲寺。
 
↑「薬医門」の惣門


↑中門の奥の庫裡のお玄関

 
↑庫裡の隣の本堂

 
↑庫裡と本堂をつなぐ渡り廊下


↑本堂の西脇_
 この奥に「北条幻庵作 枯山水 香爐峯」があるという・・・
 (「香爐峯の雪はいかに」 ナンチャッテ^^;)


↑非公開なので柵の手前からしか覗き見る事ができませんが・・・
「香爐峯」(←有名な山の名でもあるけれど 白居易のザレウタが思い出されます) という名から察するに、幻庵さん「都から遠い地ではあるが ワシはここが気に入っておるよ」と思っておられたのでしょうね?
雪の積もった庭(香爐峯)を眺めながら鐘の音を聞き 満足そうに微笑む幻庵さんを想像~。(コミック『へうげもの』に出てくる老僧の姿の^^;)


↑本堂の西は墓地になっていました。

↑一番奥に 北条五代の墓がありました。
(江戸時代に入ってから作られたものだそうで シンプルながらリンとした感じ)


↑茅葺の鐘楼(鐘は創建当時からのもので 県の重文)
「ほー この鐘が 一夜城に運ばれ 秀吉軍の陣鐘に使われたのか・・・」です。

こちらが「拝観謝絶」なのを残念に思い さっき検索してみたら・・・
えー? 去年の11月に三日間 特別公開が行われていたんですね!
うーん 残念。
 次回の公開はいつでしょう・・・?