Qの読書な日々

大好きな本と、毛糸に囲まれる日々の独り言

とっぴんぱらりの風太郎

2016年09月13日 | 時代小説

9月15日(木)

 1週間に1冊本を読んでも、1年で50冊あまりか…

数読めばいいというもんでないのは当たり前ですが、世の中まだまだ知らないこと、わからないことだらけだもんね。

コンスタントにそのくらい読んで、そのくらい記録できたらいいとは思う。今年後半の目標はそれだな!

 思ったことを文章にする。こんな誰も読まないようなブログの文章でもなかなか難しい。

練習、練習、日々の訓練が必要だと実感です。

 

今週はエンタメ度100%のこの作品

とっぴんぱらりの風太郎 上 (文春文庫)
万城目 学

文藝春秋

嬉しいじゃないですか、文庫になりましたよ

とっぴんぱらりの風太郎 下 ((文春文庫))
万城目 学
文藝春秋

上下巻でもあっという間でした。とにかく楽しい!!

 落ちこぼれの忍者 風太郎。

豊臣から徳川へと時代が大きく変わるとき、もはや不要とされつつあった忍者たちが、影ながらこんな活躍をしてたのかなぁ。

 一本気で、どこか抜けてて、体力だけは自信がある男って主役にふさわしい。

風太郎もそんな男なんですが、そういう人って物の怪に好かれやすいのかしら。取りつきやすいってこと?

ひょうたんの物の怪に翻弄され、グイグイと流れの中心に引き寄せられると、ねね様やら秀頼様やらを手助けし、一瞬「あれあれ、歴史とはこうだったのか!」驚愕の事実!なんて気持ちにちょっとなりました。



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