10月21日(金)
高島屋、星野道夫展へ
隣で「大北海道展」をやっていたので、平日だというのにすごい人、人、人!
今日もやっぱりシニアに囲まれ、アラスカの大自然を満喫したのでした。
旅をする木 (文春文庫) | |
星野 道夫 | |
文藝春秋 |
星野道夫さんといえば、この一冊。(他のは読んでないのですが…)
展示してある写真の間にさらっと文章があるんですね。それがねえ、たまらなくギューッときました。
「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。
日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。」
私がこの先、アラスカでクジラの潮吹きをみたり、ヘラジカの大群に遭遇する可能性はかなり低い。
でも、日々の暮らしの中で、仕事の手を休めた時、雑踏を歩いている時、アラスカに流れているもうひとつの時間について思えばいいんだ。
自分の想像力を使って、心の中に違う時間の流れを思えば、豊かな世界が広がっていくんだ。
ますます仕事中ボーっとしそうだ。