9月30日(日)
夕方からの雨が激しくなってきました。
今日は台風が来るというので、一日家の中でゴロゴロ読書。
昨日借りてきた「特捜部Q」、今、読み終わりました。
特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848) | |
吉田奈保子 | |
早川書房 |
こちらは舞台がデンマーク。最近流行の北欧サスペンスです。
殺人事件の現場で、一人の同僚を亡くし、もう一人は寝たきりに。ひとり無事だったカールはデンマーク警察始まって以来の有能な刑事でありながら、心の傷を癒せないでいた。
いわゆる迷宮入りの事件を扱う部署を開設し、まかされることになったカール。
美人で有能な政治家のミレーデが5年前、舟の上で突然消息を絶った事件に着手する。
サブタイトルが「檻の中の女」ですから、監禁されるというのは容易に読み取れますが、
監禁されたときと、現代が近づいていくことに緊迫感が。
なんでまたこんなにむごい事に??が分かったときの「おーーー!」
ということで、非常に面白いです。
カールの相棒(?)のアサドはシリア人らしいけれど、憎めないいいキャラで、この人の謎も作品に華を添えてますねえ。
いつか明らかになるときが来るのでしょうか。
日本では3作目まで翻訳されていますので、さっそく図書館に予約を入れました!楽しみ、楽しみ