窓の外を見たら、いつの間にか雨が降り出しています。
いよいよ梅雨らしくなってきて、葛飾は今日も雨だった・・・。
ここんところ、昔の流行歌のフレーズやそのモジリがひょいとアタマに浮かんできます。
昨日の、わたし、バカよね、もそう。おばかさんよね、と続くのでした。
そのあとは出てきてませんから、記憶に残っているのはほんの断片だけ。
とくに流行歌を好きだったわけでもないのに、なぜなのでしょう?
小指が噛んだあなたが痛い・・・???
希望という名のあなたをたずねて 遠い国へとまた汽車に乗る・・・これはめずらしく長い。
赤く咲くのはケシの花・・・。
みんな古い歌です。
わたしバカよね、は1975年。
長崎は今日も雨だった・・・69年。長嶋は今日もダメだった・・・。
小指が噛んだ・・・67年。希望という名の・・・70年。赤く咲くのは・・・66年。
調べてみたら、ほとんどが75年以前の歌。
それ以降に流行った歌は、ほとんど記憶に残っていません。なぜでしょう?
実は、その頃、パチンコからすっぱりアシを洗ったのです。
今は知りませんが、当時のパチンコ店、ジャズもクラッシックも流れていません。
繰り返し流す曲は、すべてその時々の流行り歌。
そうでないのは時々鳴り響く軍艦マーチ、それに閉店を知らせる蛍の光。
聴く気はなくても、繰り返し聞かされれば断片ぐらいは記憶に残るわけ。
もう一つ理由があって、ちょうどその頃、我が家からテレビが消えました。
断パチ、断テレ、これが75年以降の流行歌の記憶を失わせた2大要因のようです。