外付けハードディスクの中を整理していたら、10年前に作ったテキストが出てきました。
パソコンが初めての人向けのテキスト「いろはにIT」です。
マウス操作や文字入力など、内容は今のものと殆ど同じ・・・・パソコンも進化していません。
その中に、パソコン番外地と称したコラムが書いてあって、思わず懐かしい~!
街角で「コンピュータ占い」の店を見て、占い・女性・コンピュータのつながりを書いたコラムでした。
女性と占いは切っても切れません。男とは縁が切れても占いとは一生縁が切れない。
男と縁を切るのにも占いで決めてしまうほどです。
男は信じないが占いは信じる、その精神構造は男には理解できない・・・・。
その占いの歴史はすごく古く、古代中国の「易経」もその一つ。
今でも使いますが、当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・・の原典です。
易経のさらに大もとの理論が陰陽論で、世界はすべて陰と陽の関係で成り立つ・・・・。
この陰陽論のことを知ったライプニッツという人がこう考えました。
すべての数を2つの数だけで表せないか?
300年も前のことですが、微積分という厄介?なものを思いついたのもこの人。
よくよくヘンなことを思いつく人で、モナドロジーという不思議な本も書いています。
すべての数を0と1、この二つだけで表すのが2進法。
2進法で動く今のコンピュータも、元はといえば占いがヒントだったというわけです。
ちなみに、コンピュータの祖と云われるのは、イギリスのバベッジという人。
この人が130年ほど前に、ハードとソフトを切り離すことを思いつきました。
そして、その時にソフトを作った女性が詩人バイロンの娘エイダです。
このように、コンピュータと女性も黎明期からつながっているというお話でした。
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