内閣支持率が軒並み下がっています。
モリにカケに狂暴罪とくれば、下がらないほうがおかしいんじゃないの?
大臣らの失言、暴言、放言、妄言のオンパレードもあるし・・・。
その中で、わたしに身近だったのは「学芸員はがん」発言・・・これは暴言の類。
というのは地元の文化施設に、学芸員の知り合いがいるからです。
知り合いだから擁護するわけじゃありませんが、発言した地方創生担当相こそがん?
「学芸員に観光マインドがまったく無く、一掃しないとダメ」
学芸員と観光マインドを直接結びつける発想も狂暴ですねえ。
真意は、文化財を地域資源として活用するマインドを持ってほしい、と後に釈明しましたが。
それとて、現場の実情にはからきし疎いようで。
もともと地域の文化施設というのは、税金の無駄遣い、と目の敵にされやすいもの。
地元にある博物館なども年間の維持費が1億円・・・ぶっ潰せ、という人もいます。
でも、実際には、地域おこしのイベント企画などに学芸員も汗をかいています。
「後援に名前を入れていいですか」・・・何度、依頼の電話をもらったことか。
そういえば、近頃、電話がないところをみると、企画のタネが尽きた?
そう多くの学芸員を知っているわけではありません。
が、たいてい堅すぎる印象の人が多く、ガクジュツ的にこだわり過ぎの面があります。
文化財の維持には必要なことなのでしょうが、地域活性となるとそれだけでは不足なのかも・・・。