金子兜太さんが亡くなられました。
「アベ政治を許さない」の揮毫が今も眼に焼き付いています。
そのアベ政治が性懲りもなく繰り返され、さぞ残念だったことでしょう。
俳人として有名な金子さんは、日本銀行に勤めるサラリーマンでした。
それを知ったのは、わたしが40代初めの頃。
システム更改のため子会社に出向し、日本銀行の中で仕事をしていた時代です。
もっともすでに金子さんは定年で退職して10年以上経っていました。
が、日銀の人との話題の中に、何度か金子さんのことが出て来たことを覚えています。
たしか本店の金庫番だったのではなかったのでしょうか。
ウソかマコトか、日銀ではお金をダンボールの数で数えるなんてことも。
だから異次元の金融緩和をいつまでも続けられるのかも・・・。
ともかく金銭感覚がズレているのは間違いのないところでした。
といいつつ、日銀の人と麻雀してもレートは一般的。
ダンボール箱が飛び交うということはありませんでした。
もちろんエライ人たちは違うでしょうが、それも菓子箱くらい?
若い女性行員も目立ち、「コネ入社が多いんだよね」と雀友の行員さん。
「時間があったら食事でも飲みに誘ってあげてよ。けっこうウワサみたいだから」
う~ん・・・カミさん捨てて逆玉の輿、そんな人生もあったのか、なかったのか。