桜の枝を見上げたら、蕾がだいぶ膨らんでいました。
開花まであと数日といったところでしょか。
今年咲く桜の花芽は去年の夏にできて、それから休眠するのだそうです。
一定の期間、低い気温にさらされたあと休眠から目覚め、それからは暖かさで成長します。
統計的には、2月1日からの積算気温がおよそ600度になると開花するとのこと。
秋、冬、春、季節の移り変わりがあってこそ咲く花なのですね。
さて、3Dプリンターに手こずっています。
昨日は、フィラメントの色を白からオリーブに変えて、スキャンと印刷に挑戦。
15センチ立方のものまで作れますが、それだけの大きさだと時間が数時間かかります。
そこでキーホルダーについていた2センチ足らずの人形フィギュアをモデルに。
スキャンした画像データをパソコンに読み取ってデータファイルを作るまで15分ほど。
それをプリンターに送って印刷開始。
といってもすぐには始まらず、樹脂を射出する部分の温度が210度Cほどになってから。
予想時間40分ほどと表示され、ほぼそのくらいの時間で完了。
結果は? と取り出して見ると、これが見事に失敗。
人形の下半身はそこそこ出来たのですが、上半身がくずれて、しかも頭の部分が無い。
小さすぎてもスキャンがうまくゆかないのかもしれません。
あるいは、つやのある塗料を使っているので、これが影響しているとも思われます。
とにかくうまくスキャンするには、モデルをうまく選ばないとダメのようです。
それでも一通りの操作はできるようになりました。
もう1度、スキャン、印刷しながら、簡単な手順書を作るつもりです。
それができたら、来週あたり、会員の皆さんへのお披露目会?をやりましょう。