ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

谷間の一日

2014-09-29 | 日記

テキスト作り、一難去ってまた一難・・・・。

でも、すぐにはとりかかる気にはなりません。リミットの日数を数えて、まだ時間はある!

というわけで、読み始めた本がなかなかやめられない。

 

赤坂真理「愛と暴力の戦後とその後」。

この前、都心に出た時に買って帰ったうちの新書版の1冊。

名前は知っていましたが作品を読むのは初めての作家です。

 

誰も責任を持たない国、何も変わらない国、国民の犠牲の上に成り立つ国。

よそから与えられたものでしか生きていない国、言葉の上っ面でしか考えない国・・・・。

読んでいると、この国はもう再生できないのではないか、という気になってしまいます。

 

憲法の「憲」とは何を意味するのか。

20人ほどに訊いて、答えてくれたのはたった一人。「おきて」という意味だよ。

え~っ、そうなんだ、わたしも知りませんでした。

 

生活に根ざしたエピソードなどまじえた日本の近代史探訪といった趣きです。

Peopleは国民ではない、日本はpeopleという概念を持ててはいない・・・・。

とりあえず、ざっと一読しただけですが、再度、身を入れて読んでみたいと思っています。

 

外は秋晴れ、カメラを持って自転車散歩。

風は涼やか、爽やか・・・・されど目につく花はなし。

はなみずきの実が紅く空に映えていました。

 

時速500キロのリニア新幹線、名古屋まで40分。

そんなに急いでどこにゆく・・・・ほんとうにそんな必要があるのでしょうか。

やるべきことをやらずに、やらなくてもいいことをやる。

 

とにかくその場限りのちぐはぐなことだけを積み重ねてきた国・・・・。

たしかに本質は何も変わっていないのかも、そんな気がしてきました。

読んだらボタンをポチッと押してね!趣味ぶろ 教室ブログランキング

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 365×2=730・・・・ | トップ | 二人の先生のお相手を »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事