メガネを新しくしなくては・・・。
そう思いながら、ずいぶんと日にちが経ってしまいました。
度が合わない、というより、レンズ表面のキズが増えて、かなり見にくくなってきたのです。
かけて見れば見にくく、外してメガネを見ればキズだらけで醜い。
ダジャレを言っているヒマがあったら、早く行けばいいのに。
メガネを最初にかけたのは40代はじめ。
キレイな肌の女性店員が、かけたとたん別人に見えてしまいました。
衝撃の体験でした・・・というのはいささか誇張表現。
眼からウロコ。
これは、神の啓示を受けて、この世界がガラッと変わって見えることをいいます。
知らないことを知ったくらいのことで、眼からウロコは落ちません。
もともと人の眼は数え切れないほどのウロコに覆われています。
それらのウロコは一人ひとり違っていて、それぞれが違う世界を見ているのです。
ウロコのことを、別名で「知識」と呼びます。
「知識」をすべて洗い落としたとき、世界はどう見えるのか。
てなことを思っている朝のひととき。
ときおり雲間越しに差し込む光が目にまばゆい。
今日からまた気温が高くなりそうです。