お花茶屋駅のそばに踏切が二つあります。
一つは曳舟川の通りで、こちらは車が通れる踏切。
駅舎寄りにもう一つあって、これは人と自転車用の狭い踏切です。
家から商店街へ行くには、どちらかの踏切を渡ります。
ただ、駅寄りの踏切には、「危ないので自転車は降りて渡ってください」の看板。
でも、9割がたの人は乗ったまま渡っていきます。
中には遮断機が下りかかっているのに、乗ったまま猛スピードで通り抜ける人もいます。
通るたびに、おたくたち、字が読めないのか、と思ってしまいます。
そういうわたしも、その時はなぜか急性識字不全症候群、降りずに渡っているのですが。
その踏切を渡って、商店街入り口の某銀行支店へ。
と行くことができたのは、かなり昔の話だったなあ・・・・。
そんなことを思いながら、昨日は遠路はるばる?と、四ツ木の銀行支店まで。
そこは駅の近くではありませんが、やはり踏切のそば。
平和橋通りと京成押上線が交差するところ、線路沿いに行けば団体の事務所があります。
用を終えた時に、ちょうど電話が入ったので事務所へ。
その事務所も近くに踏切が二つ。
考えて見たら、生活圏が踏切に囲まれていることに気が付きました。
というのも家最寄りのお花茶屋駅、事務所最寄りの立石駅、どちらも地べた駅だからです。
それぞれの隣駅、堀切菖蒲園・青砥・四ツ木はすべて高架になっています。
何だか窪地、低地、盆地、谷底に暮らしている気分になってきました。
立石駅はいずれ高架になるのでしょうが、お花茶屋はその気配は無さそうです。
個人の好みからいえば、今の方がいいですけどね。
遮断機が上がり、振り向いた君は、もう大人の顔をしているだろう・・・・。
そんな歌の一節を思い出しながら、自転車を走らせたひと時なのでした。