ついに、こういう結末になってしまったのか・・・・。
朝一番、やりきれない思いでラジオを聴き、ネットのニュースを見ました。
膠着した状態だったので、もしかしてすでに・・・・とも思ってはいましたが。
ただ、日本国、日本人をはっきりと敵視しているメッセージは衝撃です。
軍事行動には参加せず、経済支援や人道支援に徹してきた日本が標的にされるとは。
それでも過激派組織にとっては、ほかの有志連合の国と同じにしか見えないのでしょうか。
テロには屈しない、屈してはならない、とわたしも思います。
でも、武力でいくら攻撃してもテロは根絶できないとも、一方では考えてしまいます。
また、いくら人道支援を行ったとしても、それはテロを無くすことにはつながらない。
日本は軍事行動には参加せず、いっそう人道支援に励むべきだ。
ラジオのコメンテーターがそう言っていましたが、たぶん、それしか道はないのでしょう。
本来、理屈でいえば、テロを生み出す根源を無くさないといけない。
ところが、それが何か、ほっきりと云えるのは誰一人いないようにも思います。
文明の衝突、ということが盛んにいわれたし、宗教対立という人もいます。
ただ、今回の「イスラム国」が、イスラム全体の支持を得ているわけではないようです。
一方で、非イスラムでも、「イスラム国」にシンパシーを感じる人間もいます。
狂気としか思えない憎悪を生み出す根源にあるものは何なのか?
そちらを突き詰めていく力こそ、軍事力、経済力以上に必要ではないのか?
よく分からないながらも、そんなことを思っている朝です。