区内在住55歳以上の方が受講できます。
シニア教室のチラシを作りながら、ふと、思いました。もしもパソコンがなかったら・・・・。
たぶん、55歳という年齢がきっかけになったのでしょう。
いったんは捨てたパソコンを再び始めたのが、ちょうど、その齢だったからです。
もし、パソコンとは無縁の生活をしていたら、今頃はどんなふうになっていただろう?
あれこれと架空の人生を想像してみるのも、それはそれで楽しいものです。
パソコンが生きていく上で絶対に必要か、というとそんなことはありません。
現に、パソコンとは無縁の暮しをしている人はゴマンといるでしょう。
たとえば、カミさん、パソコンのパの字も知らず、もちろん、扱うこともできません。
彼女の妹、弟も、パソコンは持っていますが、殆ど使っていないといいます。
使わないそういう人たちが不自由な暮らしをしているか、というとそんなことはない。
それぞれに、やりたいことをやって毎日を過ごしています。
15年ほど前は、まだ、パソコンを持っていない人のほうが多かったわけです。
義理の妹、弟も、ITブーム?に背を押されて、たしか、その頃にパソコンを買ったはず。
でも、彼らは、結局、それを必要としなかったというわけです。
パソコン離れが進んでいると云われます。
スマホで十分用が足りるから、ということもあるのでしょう。
簡便なタブレット端末の普及も影響しているかもしれませんが、それも伸び悩んでいます。
もしかして、パソコンの便利さというのは、実は幻想ではなかったのか?
あるいは、幻想の上に成り立っている消費社会の、実は申し子的な存在なのではないか?
それに多くの人たちが無意識のうちに気づき始めているとしたら・・・・。
ところで、もしもパソコンがなかったなら、わたしはどうしていたでしょう?
晴耕雨読か、晴歩雨読か・・・・たぶん、アナログの日々を満喫していたかもしれません。