夕刊トップに大きくSTAP細胞が再現できなかったというニュース。
だいぶ以前から、誰がやっても再現できないようだったので、やっぱり・・・・。
それほど驚きませんでしたが、なぜ、こんな結末になったのかは大きな疑問です。
複数の人が絡み、自殺者まで出した事件ですから、単なる勘違いとは思えません。
とはいえ、7月の時点で関係者が論文撤回に同意した段階で半ば結論は見えていたのかも。
偶然がもたらした? でも、それが偶然でないことを証明するのが科学です。
再現性も客観性も無いのであれば、こうした結果になるのも止むをえないのでしょう。
さて、衆院選の結果のあれこれについての論評なども報道されています。
与党大勝のいちばんの原因は、野党の準備不足の隙をついた不意打ち解散にあった。
解散を政権延命の道具に使うのはおかしい、という意見もありましたが、あとの祭り。
首相の本音は、史上最長の政権として歴史に名を刻むこと。
誰かがそういう論評を書いていましたが、なるほど。
色々な政策に首尾一貫性が見られないところを考えると、意外と的をえているのかも。
思い浮かんだのが悪魔の辞典。
政治とは、私利私欲の為に国を運営すること・・・・たしか、そんな内容でした。
歴史に名を残したいのは紛れもない私利私欲、私利私欲解散と命名して歴史に刻みましょう。
世論調査では、与野党伯仲を望みながら、結果を見れば与党の圧勝。
伯仲を望むのなら、ともかく野党に投票するのが道理ではないのか、わたしならそう考えます。
ま、勝ち馬に乗りたい、という心理もわからなくないのですが。
色々の出来事を眺めていると、日本全体、不透明の霧に覆われているような気がしてきます。