ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

まあまあ、の効用

2014-07-07 | 日記

 

若い頃は、どちらかといえば、ものごとを割り切って進めるタイプ。

ぐじぐじしていないで白か黒かどちらに決めないとスッキリしない性分でした。

周囲からも、クールな男だと見られることが多かったように思います。

 

ところがいつの頃からか、ものごとをあんまり割り切って考えなくなりました。

賛成/反対、Yes/No、肯定/否定・・・・どちらかに簡単に決められないことはたくさんあります。

色々な人や事とつきあって、遅まきながらやっとそういうことがわかってきたのでしょう。

 

いまは、できるだけ、割り切らない、決めつけない、偏らない、がモットーです。

とはいえ、決めないと前に進めないこともあるので、そこは決めた自分を信じるしかない。

ただ、急いで黒白決着つけなければいけない問題というのは、そう多くはありません。

 

日本人は、まあまあ、と曖昧にものごとをすませるのでよくないと云われます。

わたしも若いころはそう思っていました。もうちょっとハッキリさせようよ、と。

でも、今は違って、曖昧で済ませられるようなことなら、それでもいいか・・・・。

 

この歳になって、まあまあの効用と云うべきものにようやく気がついたようです。

だからいままで曖昧で済ませてきた憲法なら、別に今のままでもいいのでは?

そうならないのは、やはり若い政治家が増えて、曖昧さを嫌うからなのでしょうか。

 

もう一つ経験から得たことは、他人を疑ってかかるより信用するほうがよいということ。

他人を疑うと、こちらもあれこれと余計なことを考えてしまいます。

日本を攻めてくるかもしれない、と思えば、軍備増強、武力行使と云う話になります。

 

まあまあ、焦らないで・・・・という長老が誰もいなくなったのでしょう。

攻めてくるなら、こちらも対抗しよう・・・・では戦争というとてつもない代償を払う。

だったら、攻めて来ないようにするためのことに、もっと知恵もカネも注ぎ込めば?

 

読んだらボタンをポチッと押してね!趣味ぶろ 教室ブログランキング

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする