ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

インドラの網

2013-04-09 | 日記


葛飾柴又といえば「寅さん」ですね。
地元のことではありながら、実はあんまり寅さん映画は見ていません。
たぶん、1本、2本、観たかみないか・・・・観た内容も憶えてない程度。

かなり昔ですが、小林信彦著「おかしな男渥美清」を読んだことがあります。
その内容も殆ど覚えていないのですが、役者渥美清を興味深い人だと思ったことはたしか。
「寅さん」だけの人気で、役者としてはかなり複雑な心情でいたのではないか等など。

少し前まで新聞に「寅さんの伝言」が連載されていました。
マドンナなど、共演した相手などが寅さんの実像について語るものです。
けっこう面白く読んだところを見ると、やっぱり映像より活字派なのでしょうね。

活字といえば、宮沢賢治に「インドラの網」という小品があります。
インドラ=帝釈天です。柴又帝釈天ですから祀られているのが帝釈天。
もともとインド神話に登場する武勇の神様、釈迦の守護神として信仰されています。

風の太鼓、蒼孔雀など、なかなか幻想的な描写が出てきます。
青空文庫で読めますので、興味がありましたらどうぞ。


けっこう古いことに興味があってインドもその1つ。
リグ・ヴェーダ賛歌という古代インドの書に、インドラも登場しています。

「インドラの網」の網は、インドラが手にする武器のようです。
ただ、その書での武器は「電撃」と訳されています。
雷鳴や稲妻のことかな、と思うのですが、ちょっと違うようでもあります。

神を天とすれば、天網となりますから、やはり網のほうがよいのかも。
天網恢々疎にして洩らさず・・・・そんなこととも繋がっているのでしょうか。

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