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【071225】「北限のサル」一斉調査始まる

2007年12月26日 | 獣害-対策:サル
 国の天然記念物「北限のサル」の実態を把握する下北半島一斉調査が二十五日、始まった。群れの数や生息数などの現状を正確に把握するため、民間研究グループと地元の調査会などが連携。全国の研究者や学生など過去最大規模となる約百五十人が参加し、二十九日まで実施する。

 調査は、特定非営利活動法人(NPO法人)ニホンザルフィールドステーション(伊沢紘生理事長)が主体となり、下北半島のサル調査会や市町村教委などが協力。調査実績がある脇野沢地区を除く佐井、大間、風間浦、むつ市大畑町薬研、同市川内町湯野川の五地点を拠点に調べ、サルの生息地域を網羅するのが狙い。

 半島一斉調査は一九九九年に民間の研究グループが行い、二十群約八百匹を確認。しかし、群れの分裂や個体数増加が年々進み、人家周辺への出没、人や農作物への被害が深刻さを増しており、現在では三十群以上、千六百-千八百匹とも推定されている。

 調査結果の概要は一月中旬にまとめる。補足調査を行い、年度内には最終的な結果を公表する。
(青森県)

東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071225210150.asp

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