9月6日からプレイを始めた三人称視点シューティングゲーム(以下:TPS)の『マックス・ペイン3』ですが、あまりにも面白くてストーリーモードを既に3回もクリアしてしまいました。ようやく5月から続いていた『ドラゴンズドグマ熱中症』から解放されました。
本作は過去に私がハマった『グランドセフトオート4』や『レッド・デッド・リデンプション』や『LAノワール』等の大人向けのゲームを発売しているアメリカのロックスターゲームズ社の作品なのですが、「この会社のゲームにハズレはないな。」と再認識させてもらいました。本当に本作は良く出来たゲームです。
私の評価はもちろん☆5つです。物語、操作性、グラフィックスの3要素が高いレベルでパッケージ化されています。マイゲームアワード2012の作品賞の候補に躍り出ましたね。
本作は、家族を犯罪で亡くして酒と薬(痛み止め?)びたりになっているニューヨーク市警の元刑事のマックス・ペインが主人公のハードボイルド作品です。題名の通り本作はシリーズ3作目なのですが、前2作をプレイしていない私でも十分に楽しめました(本作は18禁ソフトです)。
物語はブラジルの大富豪のボディガードに雇われるところから始まりますが、雇い主が誘拐事件に巻き込まれたり、謎の犯罪組織との抗争に巻き込まれたり、過去の回想シーンでアメリカのギャングとの抗争が描かれたり、等の過激な銃撃戦のオンパレードです。ヘリコプターやモーターボートや車に乗っての激しい銃撃戦も用意されています。
そんな数々の銃撃戦を自暴自棄になっていながらも敵と戦い続ける中年のマックスおじさんは男が惚れるダークヒーローですね。途中から改心して禁酒して、なぜかスキンヘッドになるのですが、この訳の判らない展開は、渋いハードボイルド親父好きの私にはたまらなかったですね。
そんな面白いストーリーと共に素晴らしかったのが操作性です。
マイゲームアワード2010の作品賞に選んだ『レッド・デッド・リデンプション』とほぼ同じ操作性で、『ギアーズ・オブ・ウォー』シリーズ等と同じ物陰に隠れながら銃を撃つ『カバーアクション』も当たり前のように採用されているので、ストレスを全く感じることなくプレイする事ができました。遊んでいてストレスを感じないのはゲームとして重要ですね。尚、色々な種類の銃火器の切り替えも簡単に行なえます。
さらに本作では、『パレットタイム』と『ファイナル・キルカメラ』と言う特殊効果が用意されているので銃撃戦が盛り上がります。
『パレットタイム』と言うのは使用時間に制限はありますが、これを使うと周りの敵の時間の流れがスローモーションになり、自分だけが敵よりも素早く『照準→移動→銃撃』の動作を行なう事ができます。これを使用すると複数の敵をかっこよく一掃できるので、この機能は最初から最後まで使いまくっていました。2階から落下しながら1階にいる複数の敵を全員倒したりする事ができるので快感でしたね。
『ファイナル・キルカメラ』と言うのは、銃撃戦で最後の敵を倒す時にスローモーションになる機能で、「この野郎、俺に逆らうからこうなるんじゃ!!。思い知ったか!!。」等と思いながら敵がゆっくりと倒れていくのを眺めると言う悪趣味な事が楽しめます(逆に自分が倒された時はスローモーションで自分の最後を見せつけられますが・・・)。
グラフィックスに関しては、私が今まで遊んだゲームの中でも最高レベルの美しさです。今まではプレステ3の『アンチャーテッド』シリーズのグラフィックスが一番綺麗だと思っていたのですが、本作はそれと同レベルだと思います。特に物語後半のサンパウロのスラム街の描写は素晴らしいの一言です。街の臭いまで漂ってくる感じでしたね(下の画像はそのスラム街のシーンを撮影したモノです。実際のゲームの画面は写真よりも綺麗です)。
以上が、『マックス・ペイン3』の簡単な紹介と感想です。
残念ながら日本では、プレステ3とXBOX360の両機種合わせて3万本くらいしか売れていないようですが、ハードボイルド好きの18歳以上の大人ならば楽しめるのは間違いないので、どちらかの機種を持っている人は本作を購入してプレイして欲しいですね。ストーリーモードのクリアは10時間くらいなので気楽にプレイできます。こまめにオートセーブされるので、自分が倒されても直前の場面から再チャレンジできるのも高評価です。
最後に、この記事の題名に書いた『いまプレイするんじゃなかった』の件ですが、本作の快適な操作性に慣れてしまったため、10月4日(木)に発売される期待の新作『バイオハザード6(以下:バイオ6)』に少なからず影響が出てしまいました(本作を遊びすぎて液化石油ガス設備士の実技試験に失敗した訳ではありません。実技試験の練習は自宅ではできないので本作は全く関係ないです)。
先日から『バイオ6』のデモ版をプレイしているのですが、色々な部分で遊び辛くて仕方がありません。『バイオ6』の発売の前に良品の本作をプレイしたのは失敗でしたね。同じTPSでもプレイの快適さに関する印象がかなり違います。『バイオ6』の操作に慣れるには少し時間がかかりそうですね。それまでは本作を再度プレイするのはやめておきます。
こんな事ならば、『バイオ6』の方を先にプレイすればよかったですね。購入前に悪いイメージが付いてしまいました。まぁ、遊び始めたら操作に慣れるでしょうけどね・・・。
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ストーリーもよいみたいですし
ただムービーシーンがチカチカして、目がやたらに疲れた記憶がありましたわ
あのチカチカした映像演出はオプションでオフにできるのかな
ドラゴンズドグマはハマりまくりで3周目です
はじめは大剣のウォリアー。
次にマジックアーチャー
今はミスティクナイトです
戦闘は面白いね
それでとりあえずドグマは中断して、
今はキングダムズオブアマラーをプレイしてます
キングダムズのよい点は、世界が広い、ファストトラベルで移動が楽、グラフィックが見やすく綺麗、盾のカウンターが爽快
悪い点は固有名詞が多すぎてストーリーがわかりにくい、アクションでジャンプできない事かな
ダウンロードコンテンツも入ってるし、長く遊べるのでやって損なしですね
「マックスペイン3」のチカチカ演出はオフにはできないんじゃないですかね。あれで酔っ払いと薬依存を表現しているて思うので、次回作が出たとしても同じ演出になるような気がします。
私は先日から海外のXBOX-Liveで配信されている「RAW」と言うディアブロやバルターツゲートに似た英語版のゲームを始めました。キャラクターを戦士と魔法使いと盗賊の三種類から選べてナカナカ面白いですよ。演出が派手です。プレイが終わったら写真入りで記事にしますね。
パレットではなく "バレットタイム" だと思います。
老眼が進んでいる私には頂いたコメントの意味が最初は判らなかったのですが、パソコンの文字表示を175%に拡大したら意味が判りました(笑)。「パ」ではなく「バ」と言う事ですね。ご指摘ありがとうございました。
他の記事でも同様の間違いを犯しているかもしれませんが、ご容赦下さい。