ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

久しぶりの2本連続鑑賞 ~ 『さよならくちびる』と『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 ~

2019年06月08日 | 映画

 木曜日(66日)は休みだったので、朝から車で佐賀大和の映画館に行ってきました。この映画館に行くのは今回が3回目なので、車で1時間くらいかけて映画館に行くのも慣れてきました。

 当初の予定では『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(以下:ゴジラ)』だけを観るつもりだったのですが、『ゴジラ』の上映開始時間が11時近かったので、「朝の時間がもったいないなぁ。もう1本観るか。」と思って、門脇麦さんと小松菜奈さんと成田凌さん主演の『さよならくちびる』も観てきました。840分上映開始の初回です。久しぶりの12本の連続鑑賞です。

 本当は『空母いぶき』を観たかったのですが、『ゴジラ』の上映時間と被るのでダメでした。『ゴジラ』の上映前に観れるのは、『貞子』と『さよならくちびる』の2本だけだったのですが、「早朝からホラー映画はないよね。」と思い消去法で『さよならくちびる』を選びました。結果的にこの選択が大当たりでしたね。

 さて、私の評価は『さよならくちびる』が☆4つ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が☆3つです。今年は映画館でまだ4本しか新作映画を観ていませんが、現時点では『さよならくちびる』が一番高評価です。

 『さよならくちびる』は門脇麦さんと小松菜奈さんが演じる『ハルレオ』と言うデュオの訳ありの全国ツアーの数日間を描いたロードムービーです(成田さんは付き人兼マネージャー役)。
 私は3人が主演と言う知識のみでチケットを購入したので、音楽を題材とした作品だと言うことは、映画が始まってから初めて知りました。こんなに情報なしで映画を観るのは初めての経験かもしれません。

 そんな状況でしたが、2人の歌声に痺れて、「サントラ買おう。」と思いながら映画を観続けました。派手さはありませんが良い作品でしたね。ラストもいい感じです。もう少し3人の人物の深堀りがあれば、間違いなく☆5つの評価だったのだけは少し残念です。

 もちろん、家に帰ってから『ハルレオ』の歌が4曲収録されたミニアルバムをダウンロード購入しました(劇中歌は秦基博さんとあいみょんさんの2人のミュージシャンが提供)。寝る前にウォークマンで聴きましたが、やはり、門脇さんと小松さんがアコースティックギターを弾いて歌う歌声はいいですね。しばらくは寝る前に聴くことになりそうです。

 それにしても、久しぶりに映画館で邦画を観ましたが、良い映画が埋もれていることを実感しました。
 関東に住んでいた時は劇場で流れる予告編を観て面白そうな作品(特に邦画)は片っ端から観ていたのですが、佐賀に引っ越してからは、テレビでばんばん宣伝している大作映画しか観ていませんからね。この数ヶ月間で見逃した素晴らしい邦画がたくさんあるでしょうね。なんだか人生が勿体ないですね。

 ちなみに、『さよならくちびる』の観客は私ひとりでした。久しぶりの劇場貸し切り状態でした。こんな良い作品に客が入っていないのも勿体ないですね。ただし、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の観客も10人くらいだったで少し驚きました。木曜日の午前中とは言え、この観客の少なさは哀しいですね。この映画館の経営は大丈夫なんですかね。少し心配になりました。

 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に関しては、既に怪獣同士のプロレスを楽しめる年齢ではない私には少し上映時間が長く感じられた作品でした(日本のゴジラの音楽が使われていたのは好印象)。人間がメインの部分(パート)が少し冗長な感じがしました。『シン・ゴジラ』や『平成ガメラ三部作』のような『現実世界に怪獣が出現したらどうなる』と言ったリアリティを感じられる物語展開だったら飽きがこなかったんですけどね。意外性(驚き)が全くなかったです。

 これは人間と異星人が普通に戦っている『アベンジャーズ』や『ジャスティスリーグ』を観た時に覚える違和感と同じですね。物語に一度でもシラケてしまうと映画に集中できなくなってしまいます。私は物語にリアリティを感じることができて最後までワクワクしながら観れた『ダークナイト三部作』や『サム・ライミ監督版スパイダーマン三部作』や『ミスター・インクレティブル』の方が好きです。

 あとは、怪獣同士の戦いが昼間ではなく夜の戦いが多かったのは残念でした。大きなスクリーンが暗すぎました。太陽の強い日差しの中で戦う怪獣の姿を観たかったですね。


 以上、久しぶりに映画館で新作映画を2本連続で観た『さよならくちびる』と『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の話でした。

 『ゴジラ』に関しては、「怪獣映画で私が興奮することはもうないだろう。」と思っていますが、次に予定されている『ゴジラ対キングコング』が公開されたら劇場に足を運んでしまうんでしょうね。惰性で観ているとは言え『生きる糧』ですからね。『スターウォーズ』や『アベンジャーズ』の新作を観続けるのと同じです。私が怪獣やヒーロー映画から卒業する日は来るんですかね。

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