
私はコンピュータ関係の仕事に従事して約20年になります。
その20年の間に、自社で開発したソフト(アプリケーション)に何本も係わってきましたが、そのソフトを使用する人(お客様)の事を考えて作っていないソフトは、だいたい評判が悪かったですね。いつも「使う人の視点に立って物を考えろ」と関係者間で声を掛け合っていました。
「どうだ、このソフトは凄いだろ。よくできているだろう。」と言う上から目線のスタンスを開発者や販売者側が取っていると、お客様は、その会社を応援してくれません(圧倒的なシェアを取って、お客様が買わざる得ない状況に持っていけたソフトの場合は違いますけどね)。
さて、発売が伸びに伸びて、2年近く遊ぶのを待っていた6月26日に発売されたxbox360専用のガンダムゲーム『ガンダム・オペレーショントロイ』ですが、約3時間でプレイし終わってしまいました。
長い長い長い長い長い長い待ち時間の割りには、すぐに終わってしまったので、虚無感が漂っています。何とも言えない感じです。
私はネットワークゲームは一切遊びません。オフラインモード(シングルモード)でしか遊ばないゲーム好きの親父です。仕事で知らない人との係わり合いが多いせいか、私生活くらいは1人でジックリ楽しみたいので、ネットワークゲームは遊びません。ネットで嫌な気分になったこともありますしね。
そんなオフライン派の私には、発売元のバンダイナムコゲームスさんが発売前に言い出していた「シングルモードは、マルチモード(ネットワークモード)の練習的な存在」と言う発言が気になっていました。
そして、実際に遊んでみて、その発言の意味が判りました。オフラインは全10ステージで、すぐに終わってしまいます。楽しみにしていたモビルスーツもザクとジム以外には搭乗できません。本当にガッカリです。これだったら『ネットワーク専用ゲーム』として売り出して欲しかったですね。それだったら最初から諦めがついて買いませんでした。
さて、散々文句を言っていますが、こんなに悔しがっているのは、約3時間のプレイが面白かったからです。
「動きがトロい」と評されていたモビルスーツの動きも、「実際に乗ったら、こんな感じだろうな」と言うレベルですし、ザクやジムが撃つマシンガンの振動や音は何とも言えない心地良さです。連邦軍の兵士でプレイしていて、地響きとともにザクがビルの間から初めて出てきた時は鳥肌が立ちました。遊んでいて楽しかったです。
ただし、グラフィックスに関しては、残念ながら2008年6月に発売するゲームとしてはお粗末です。他のメーカーさんを見習って欲しいですね。
オフラインモードを遊び終えてから、「もっと遊びたい」「他のモビルスーツに乗ってみたい」と思っても、後はネットワークで遊ぶしか方法はありません。で、その売りのマルチモードも、陣取り合戦やサバイバルゲームみたいなモードばかりで、1年戦争のシナリオを楽しむものではありません(マルチモードはプレイしていないので勘違いかもしれません)。
なぜ、バンダイナムコゲームスさんが、ガンダムの1年戦争を擬似体験したいユーザーを切り捨てたのか不思議です。ゲームセンターで流行している対戦ゲームの『機動戦士ガンダム・戦場の絆』のファンを取り込もうとしたんでしょうか?。ターゲットとする顧客層は何だったんでしょうね?。
もしかすると、ガンダムに全く興味がない人が作ったのかもしれませんね。それなら判ります。思い入れがない分、割り切ったモノが作れますからね。
最近のゲームメーカーさんは、自分達もゲーム好きなので、オフラインもオンラインもみんなが楽しめるように作っているのが普通(どちらかを潔くやらない、と割り切るメーカーもあります)なので、本作のスタッフの考え方はよく判りません。xbox360は良品のゲームが多いので、本作のどっちつかずのスタンスは変に目立ちますね。
ネット上の本作の批評を見ると、マルチモードの評判もかなり悪いので、「オフラインもオンラインも評判が悪い」と言う感じですね。みなさん私と同じように待ちに待っていたので、不満が爆発してしまったようです。『真・三國無双5』の時と同じような展開ですね。
現時点でのユーザーの評価の平均点は、xbox360の歴代ソフトの中でも最低ランクです。残念です。
本作に係わったバンダイナムコゲームスさんの関係者は、お客様のニーズを少し読み違えたようですね。マーケティング活動をしなかったのでしょうか?。長い時間をかけて何をやっていたんですかね?。
以上が、『ガンダム・オペレーショントロイ』を遊んだ感想です。
オフラインモードのボリューム不足は大いに不満ですが、短い時間とは言え楽しめたので、☆3つの評価です。
今回のゲームシステムを使って、2006年11月に発売されたプレステ3の『機動戦士ガンダム・ターゲットインサイト』のシナリオを再現してもらえると、とても面白いガンダムゲーム(地上戦限定)になるんですけどね。
最後に一言。
「バンダイナムコゲームスさん。もう少し待ちますので、『オペレーショントロイ』を作り直して下さい。ダウンロードでもいいので、オフラインモードのシナリオを追加して下さい。お願いします。本当にもったいない。」
その20年の間に、自社で開発したソフト(アプリケーション)に何本も係わってきましたが、そのソフトを使用する人(お客様)の事を考えて作っていないソフトは、だいたい評判が悪かったですね。いつも「使う人の視点に立って物を考えろ」と関係者間で声を掛け合っていました。
「どうだ、このソフトは凄いだろ。よくできているだろう。」と言う上から目線のスタンスを開発者や販売者側が取っていると、お客様は、その会社を応援してくれません(圧倒的なシェアを取って、お客様が買わざる得ない状況に持っていけたソフトの場合は違いますけどね)。
さて、発売が伸びに伸びて、2年近く遊ぶのを待っていた6月26日に発売されたxbox360専用のガンダムゲーム『ガンダム・オペレーショントロイ』ですが、約3時間でプレイし終わってしまいました。
長い長い長い長い長い長い待ち時間の割りには、すぐに終わってしまったので、虚無感が漂っています。何とも言えない感じです。
私はネットワークゲームは一切遊びません。オフラインモード(シングルモード)でしか遊ばないゲーム好きの親父です。仕事で知らない人との係わり合いが多いせいか、私生活くらいは1人でジックリ楽しみたいので、ネットワークゲームは遊びません。ネットで嫌な気分になったこともありますしね。
そんなオフライン派の私には、発売元のバンダイナムコゲームスさんが発売前に言い出していた「シングルモードは、マルチモード(ネットワークモード)の練習的な存在」と言う発言が気になっていました。
そして、実際に遊んでみて、その発言の意味が判りました。オフラインは全10ステージで、すぐに終わってしまいます。楽しみにしていたモビルスーツもザクとジム以外には搭乗できません。本当にガッカリです。これだったら『ネットワーク専用ゲーム』として売り出して欲しかったですね。それだったら最初から諦めがついて買いませんでした。
さて、散々文句を言っていますが、こんなに悔しがっているのは、約3時間のプレイが面白かったからです。
「動きがトロい」と評されていたモビルスーツの動きも、「実際に乗ったら、こんな感じだろうな」と言うレベルですし、ザクやジムが撃つマシンガンの振動や音は何とも言えない心地良さです。連邦軍の兵士でプレイしていて、地響きとともにザクがビルの間から初めて出てきた時は鳥肌が立ちました。遊んでいて楽しかったです。
ただし、グラフィックスに関しては、残念ながら2008年6月に発売するゲームとしてはお粗末です。他のメーカーさんを見習って欲しいですね。
オフラインモードを遊び終えてから、「もっと遊びたい」「他のモビルスーツに乗ってみたい」と思っても、後はネットワークで遊ぶしか方法はありません。で、その売りのマルチモードも、陣取り合戦やサバイバルゲームみたいなモードばかりで、1年戦争のシナリオを楽しむものではありません(マルチモードはプレイしていないので勘違いかもしれません)。
なぜ、バンダイナムコゲームスさんが、ガンダムの1年戦争を擬似体験したいユーザーを切り捨てたのか不思議です。ゲームセンターで流行している対戦ゲームの『機動戦士ガンダム・戦場の絆』のファンを取り込もうとしたんでしょうか?。ターゲットとする顧客層は何だったんでしょうね?。
もしかすると、ガンダムに全く興味がない人が作ったのかもしれませんね。それなら判ります。思い入れがない分、割り切ったモノが作れますからね。
最近のゲームメーカーさんは、自分達もゲーム好きなので、オフラインもオンラインもみんなが楽しめるように作っているのが普通(どちらかを潔くやらない、と割り切るメーカーもあります)なので、本作のスタッフの考え方はよく判りません。xbox360は良品のゲームが多いので、本作のどっちつかずのスタンスは変に目立ちますね。
ネット上の本作の批評を見ると、マルチモードの評判もかなり悪いので、「オフラインもオンラインも評判が悪い」と言う感じですね。みなさん私と同じように待ちに待っていたので、不満が爆発してしまったようです。『真・三國無双5』の時と同じような展開ですね。
現時点でのユーザーの評価の平均点は、xbox360の歴代ソフトの中でも最低ランクです。残念です。
本作に係わったバンダイナムコゲームスさんの関係者は、お客様のニーズを少し読み違えたようですね。マーケティング活動をしなかったのでしょうか?。長い時間をかけて何をやっていたんですかね?。
以上が、『ガンダム・オペレーショントロイ』を遊んだ感想です。
オフラインモードのボリューム不足は大いに不満ですが、短い時間とは言え楽しめたので、☆3つの評価です。
今回のゲームシステムを使って、2006年11月に発売されたプレステ3の『機動戦士ガンダム・ターゲットインサイト』のシナリオを再現してもらえると、とても面白いガンダムゲーム(地上戦限定)になるんですけどね。
最後に一言。
「バンダイナムコゲームスさん。もう少し待ちますので、『オペレーショントロイ』を作り直して下さい。ダウンロードでもいいので、オフラインモードのシナリオを追加して下さい。お願いします。本当にもったいない。」
パンナムに関わらず日本のソフトメーカーさんのクリエイターさんはノウハウがありませんので
FPSしたかったら海外タイトルで十分でしょう?
海外の優秀な同ジャンルの多い360でこの出来ですから何を言われようがバカにされようが仕方の無い事でしょうw
日本のゲームはクオリティーが低いのでバカにされてるんですよw
お怒りのようですね。
私の場合は「FPSをしたい」と言うよりは「ガンダムの1年戦争の疑似体験をしたい」と言う願望の方が強いので、海外ソフトと比べたクオリティの低さは気にはなりましたが、オフラインで遊んだ3時間はソコソコ楽しめましたよ。
本作に対する私の希望は「FPSとしての精度の向上」ではなく、あくまでも「オフラインモードでのシナリオの追加」です。これならバンナムさんも対応可能ではないでしょうか?。それも無理なくらい開発者のスキルがないんですかね?。
お勧めの『地球防衛軍3』に関してはプレイ済ですが、敵が多すぎてボタンを押す指が痛くなるので、クリア後すぐに中古ショップに売ってしまいました。
結局、FPSやTPSのジャンルのゲームで売らずに残っているのは『ギアーズ・オブ・ウォー』だけですね。私のような親父ゲーマーでも指が痛くならない適度な敵の数なので楽しめます。操作もシンプルですしね。