食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

健康と食

2005年09月15日 | 食と農
きょう(9/15)になって,残暑も少し和らいだようです。

私,ことしの夏は病院通いをしておりました。
北海道のシンポジウムの前に人間ドックを受けたのですが,胃と肺にD判定がおりたのでした。学生の成績にもあまりDは付けないのですが,逆に貰うとかなりショックです。そして,ドックの所見には,肺には結節有り,胃には病変の疑い有りとのコメントが付いていました。肺の結節といえば,「白い巨塔」の財前教授と同じではないですか。ガーーン...。たばこは吸っていないのに。

シンポが終わってから再検査を受けました。胃は内視鏡検査,肺は胸部CT検査です。どちらも初体験でした。
再検査の結果,....問題なしでした。胃は良性のポリープが有り,肺にあった陰は肺炎の痕跡ではないか。半年後に再度CT検査を受けるようにとの指示がありました。

とりあえず,この結果を聞いて安堵したのですが,この病院通いで実感したことがあります。それは,「元気じゃないと,病院には通えない」ということでした。私が通院した病院は虎ノ門にある大きなT病院。片道約1時間かけて病院に行っても,医師の診察は正味10分間。それに対して,次回の予約を取るのに30分,会計するのに20分も待たされるのです。

医師と事務員の無機的な対応にむかつきながらも,唯一の救いは看護婦さん(正しくは看護士か)のやさしい言葉でした。特に内視鏡のカメラを飲むときは結構つらかったのですが,不安と緊張を和らげてくれました。感謝。

今年の前半はストレス全開の生活だったこともあり,体にはかなり無理がかかったことも事実です。後半はゆっくりとしたいと思うのですが,それは可能かチョット疑問。

そんなこんなで,今読んでいるのが沼田勇『日本人の正しい食事-現代に生きる石塚左玄の食養・食育論-』農文協です。左玄は身土不二を唱えた医者として有名ですが,内容は暴飲暴食を常とする私には耳の痛いことばかりです。全部読んだらまた紹介しましょう。

自分の健康は自己責任でまもること,それも食を通じて良くすることが大事ではないかと思うこの頃です。