食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

いつの間にか,立春

2010年02月04日 | 食と農
ブログの更新が滞り,1ヶ月ぶりに投稿します。
当地も今朝は氷点下を記録し,氷が張っていました。春が待ち遠しいですね。

先週,卒業論文発表会が終わり,学科の重要行事が一つ終わりました。58人の報告は2会場に分かれているために,半分しか聞けません。今年の報告者は一段とプレゼンテーションが上手だったように思います。
本研究室の3名の4年生も11月頃から「本格稼働」となり,研究を急速に深化させました。お疲れ様でした。今月10日の提出までもう一踏ん張りです。がんばれよ~!

もう一つのメイン行事だったのが,I県H市の農家調査です。加工用トマトを栽培する農家8戸を学生と一緒に調査しました。とりまとめは二人の院生の手にゆだねていますが,私にとっても大きな収穫があった調査でした。
その一つは,栽培方法が農家によって大きく異なることです。使用する農薬は加工メーカーにより厳しく制限されていますが,施肥や株の管理が調査農家によりその方法が違うのです。これには驚きました。

この調査の大きな目的はラフな生産費を算出することです。2月から9月までの作業を一つづつ洗い出しながら作業時間と使用する生産資材名と数量を聞いていくため,調査が終わる頃には農家も学生もくたくたでした。

3月までの2ヶ月間,個別入試や合格者選考など重要な行事が目白押しで,学科長としても息を抜けません。ブログの更新もあまり当てにしないでくださいね。


写真:2日目の農家調査が終わって大竹海岸に行きました。夕方の海はほんとに美しく,みんな元気になりました。