食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

逃げるな二月

2011年02月22日 | 食と農

東京はとても良い天気です。季節は冬から春に次第に移っているようです。

この間,ブログを更新する精神的,時間的なゆとりが無くてすみませんでした。
心配して電話を掛けてくれた友人もいました。

前回の更新以降の主なイベントを箇条書きします。

・土浦市認定農業者講演会:地産地消と6次産業化について話しをしました。聞き手の皆さんの反応はイマイチでしたが,講演の翌日にれんこん農家のTさんから新鮮で美味しいれんこんが送られてきました。添えられた手紙には,話の内容が私の理念と同じで感激したということでした。一人でも心に響いてくれた人がいたことが分かり感激しました。

・センター試験の監督:主任監督として同じ内容のアナウンスを合計10数回しゃべりました。英語のリスニングテストが一番気を遣います。幸い私の会場では問題もなく,ホッと胸をなで下ろしました。

・社団法人全国トマト工業会のヒアリング:D1のHさんの論文研究に関連して,加工用トマトの原料調達について聞き取りを行いました。専務理事のTさんが丁寧に応対していただきました。次の段階は企業の原料調達担当者です。

・卒論発表会:2日間にわたり,約70の論文発表を聞きました。実験系の発表はなかなか理解出来ませんが,最近の学生はプレゼンがうまくなったように思います。

・新たな沖縄農林水産業の展開方向を考える講演会:沖縄県農林水産部が主催する講演会で「沖縄農林水産業の多角的展開方向を考える-100年先から見る姿-」というタイトルで話しました。私が試験場時代からの友人Tさんのお招きでした。荷が重い課題をいただきましたが,Tさんの依頼ならばと引き受けました。聞き手は100名,講演時間は90分,質疑応答は40分以上。質問内容も厳しく,終わるとふらふらでした。でも,終わってからの部長や県庁職員との飲み会は楽しい一時でした。これがあるから止められない。


・修論審査会:朝から夕方まで1日掛けてありました。本研究室は今年2名が修了予定です。しかし,Kさんが早産の恐れがあり入院中です。そのため,Kさんの審査と最終試験は別の日に審査委員3名が病院に出向いて行いました。こういうのは初めてです。

・彩の国有機100倍運動タウンフォーラムin加須:環境保全型農業と生物多様性について話しをしました。圧巻は講演後にあった交流会です。地元3地区の食生活改善推進員協議会の皆さんが県産米「彩のかがやき」や地元野菜を使った料理の試食会がありました。どれもおいしかったです。そこで知り合った行田市食生活改善推進員協議会会長のSさんから,「今度,田んぼアートの田植えに学生をつれて来てね。」と,お願いされました。今年は約1.3haある面積を約2.8haへと拡大して,日本一の「田んぼアート」を目指すそうです。行かねばなるまい。興味ある皆さんもどうぞ。

 








このほかにも,多くの人との出会いがありました。生きてるだけで丸もうけです。