食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

讃岐うどんとおもてなし

2012年03月09日 | 食と農

いま,高松市にいます。

農産物における地場流通と広域流通のベストミックスについて,予備的調査を行うためです。

今朝は4時に起きて,羽田までバスで行きました。早起きは辛いのですが,乗り換え無しでチョー楽ちんでした。

朝一番の高松行きの飛行機は,結構中高年の人が乗っていて満席でした。お遍路さんとマラソンか?

午前中はJA香川県営農部の園芸課と販売促進k課の次長さんと両課長さんが対応してくださいました。この聞き取りで香川県の園芸農業の概略を把握することができました。今回は限られた日程を示してのヒアリングにも係わらず,丁寧に応対していただきました。ありがとうございました。また,帰りは琴電の一宮駅まで車で送っていただきとても助かりました。

琴電で高松築港まで乗って,駅近くのうどん屋に入り,かけうどん(大)を食べました。かきあげもうまかった。これで430円。東京にこの店があったら毎日食べるね。

午後は2時から高松市中央卸売市場でヒアリング。事前に提出した質問項目が生産と流通に関するものだったため,市役所の担当者が中央卸売市場業務課の人と一緒に聞いた方が早いだろうとの配慮で、卸売市場の管理棟が調査場所となったのでした。ここでもたくさんの資料を準備していただき,私の質問に明解に答えていただきました。

調査後はホテルが市役所の近くと言うことも有り,わざわざ遠回りして送ってくださいました。ありがとうございました。

高松市は約40万人,香川県は100万人を少し切る人口を抱えており,食料需要はそれなりに多い市と県です。このことがこの調査の対象に想定したゆえんです。実際は青果物の県内出荷率は約18%で,ほとんどは県外の中四国,阪神,そして京浜地域に出荷しているとのことでした。これから,いただいたデータを分析して,産地調査に入るか検討したいと思っています。

ところで,今回の調査では香川県の方々のおもてなしに感じ入りました。やはりお遍路さんへのお接待と関係があるのでしょうか。

讃岐うどんも美味しかったので,再度訪れたい町になりました。

kotoden