食農ステイション

食と農に関するお話しを徒然なるままにいたしましょう。

リスニングテストの課題

2008年01月22日 | 食と農
東京はここ数日,冷蔵庫の中にいるような寒さが続いています。風邪に罹って,鼻水が止まらず喉もとても痛いです。北海道に住んでいる人は,冷凍庫の中にいる感じでしょうか。

さて,先日のセンター試験は2年ぶりの試験監督が回ってきました。大学個別入試とは違って,受験生の対処と試験が円滑に遂行されるように,会場校はとても神経を使います。特に,英語のリスニングテストはピリピリしています。

本学では再開テストも再テストの受験者はゼロだったのですが,トラブルの対応マニュアルとして厚いものを配られて,いやが上にも監督は緊張するのです。

私は主監督者がアナウンスする時刻をチェックするタイムキーパーになりました。そして,リスニングテストの時には,ICプレーヤーを聴いて1問ごとの時刻を記入し,問題が終了したことを伝える役になりました。

リスニングテストは2年前から始められ,今年で3回目になります。過去,機器の不具合がありましたが,かなり改善されているようでした。問題はヒューマンエラーでしょう。
問題を聞いていると問題と問題の間にかなり長い無音状態がありました。待っていられない受験生は,機器の異常と判断した可能性があります。無音ではなくピ,ピ,ピというような信号音でも流せば受験生も落ち着くのではないかと思います。

私が一番の課題と思うのは1回しか使わないICプレーヤーを毎年製造し,廃棄することです。大学入試センターへの納入価格は2千数百円といいいます。受験者50万人,予備に15%製造するとして,14-15億円の資材が捨てられています。

ICプレーヤーを再利用するのは動作チェックや流通上の問題とコスト増がありそうです。そこで,学内の放送設備やAV機器の整備にICプレーヤーのコストを代替させてはどうでしょうか。そうすれば,試験会場を提供する大学も喜ぶのではないかと思うのです。アメリカの大学進学適性試験では,CDプレーヤーを受験生に用意させ,問題CDを聞かせるという形式をとっているそうです。資源の浪費は一日も早く改めて欲しいと思います。

監督をしながら,あの頃の体力はないなと受験生を羨ましく見ていました。早く風邪を治さないといけません。

2008年の抱負

2008年01月12日 | 食と農
東京は冷たい雨が降っています。
もしかすると,初雪になるそうです。

ご挨拶が遅くなりましたが,新年あけましておめでとうございます。今年も食農ステイションをよろしくお願いします。

年末年始を福岡でゆっくり過ごして,1月4日に帰京しました。5日から仕事を始めて,あっという間に1週間が過ぎました。今年も忙しくなりそうです。

新たな気持ちが残っている間に,今年の抱負といいいますか,決意を述べておこうと思います。

第1は,健康に留意し,減量に努めることです。私もこの5月で52歳になります。最近,体の衰えを感じることが多くなりました。学生と酒を飲み過ぎた翌日は,かなりしんどくなっています。

まずは,体重を66kgから60kgに減量しようと思います。学生時代,ボート部のCoxをやっていたときは48-49kgで,1-2kgの重りと一緒に乗船していました。学生時代の体重が理想だと聞いたことがあります。15kgの減量は難しくても,6kgなら努力次第かなと思っています。節食と節酒,そして散歩で減量に挑戦したいと思います。皆さんにも随時報告したいと思います。

第2は,研究領域のフロンティアをめざして挑戦することです。幾つかのシーズは昨年中に手がけています。一つはT農協が行う加工・業務用野菜の契約と直売に関して組合員農家の評価と課題に関する研究です。いま一つは地産地消の次のステージをめざした共生社会の構築に関する研究です。

二つともまだ漠然としたイメージしかありませんが,他機関の研究者や院生と研究チームを作って少しずつ進めていきたいと思います。今年もよろしくお付き合い下さい。