金賞もの

2009-04-27 15:36:26 | ベースボール

今日のレッドソックス  ヤンキース戦で、本当に久し振りでホームスチールのプレーを見る事ができた。

そうそう簡単にお目に掛かれるものではない。2盗、3盗であっても易々とできるものではない。まして本塁を盗むなんて至難の技。
  

  

然し、それなりのシチュエーションがあった時、このプレーは成功することがあるから
面白い。素人なりに私はこう考えた。

 ヤンキースは、昨日、一昨日とライバルのレッドソックスに二連敗した。

 その二試合は、ともに逆転負けだ。今日は絶対勝たなければならない。

 先取点1点を挙げたが、直ぐ同点にされた。これはヤバイぞ。

 5回。遂に1点を追加され、2アウトながらランナー2・3塁のピンチが続いてる。

 打者は四番である。敬遠の満塁策で次打者と勝負だ。

 2アウトだ。ワインドアップで打者の討ち取りにに専念しよう。

打者に意識を集中し過ぎ、サードランナーが誰であるかも吹っ飛んでいた。
所謂、無警戒状態であった。
更に、ワインドアップモーションが大きくそしてゆっくりだったのが命取りになった。

  
投球モーションが大きくゆっくりだった。リリースしていないのに、走者はすでにホーム寸前。

一方三塁ランナーは、俊足のトップバッター、エルズベリー。走塁はプロ中のプロだ。
1球目、2球目と投球モーションをじっくり観察し、スタートのタイミングを計っていた。
そして決行したのであろうと私は考えている。

これら色々な因子が絡み合って、ホームスチールが成立したと思っている。

無死又は一死ならば、当然セットポジションから投げたであろう。
然し、2死とは言えランナーは二・三塁、ワイルドピッチもありえる。万が一に備え、大きなリードを許さぬよう、セットポジションからの投球が正しい筈である。

このプレーはレッドソックスを勢いづかせ、ヤンキースに三連勝した。
本日の殊勲者、いけ面エルズベリーは金賞ものである。 

昨日は風は強かったが晴天であった。青空が広がり空気も澄んでいた。
夕日が沈む寸前、金色に輝くランドマークタワーは、燦然と美しく輝いていた。
  

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長打の応酬 | トップ | 大和へ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ベースボール」カテゴリの最新記事