凛とした気品さを感じさせる桔梗の花 その蕾から西洋ではBalloon flower と呼ぶそうですがピタリ言い
当てたものですね
この爽やかさをよそに 事もあろうに新幹線!放火はする 焼身自殺はする 多くの人に迷惑
をかけた行為は 世の批判を浴びても致し方ないことでしょう
他人の生命を奪うなど・・・71歳のその男性 もう少し分別を弁えて頂けたらと残念です
今日のテレビは箱根山 大涌谷の 「小規模噴火レベル3に引き上げ」と新幹線のニュースで終始
しました
富士・箱根国立公園は私の揺籃の地です (スケールの大きな話になってしまい恐縮です)
思い出は尽きぬ大事で大切な有難い故郷です
小学校1年の遠足は箱根外輪の沼城平(ぬましろだいら)だった その昔城があったと想像される
原っぱで見晴らしがとてもよかった
2.26事件の昭和11年 満7歳2か月で富士登山! 勿論有料道路など夢想だにしなかった昔だ
車で5合目迄1時間足らずの時代ではなかった
登山口 富士吉田市の浅間神社にお賽銭 安全祈願をして境内から頂上まで歩け歩けの登山で
今様(いまよう)のお遊び登山とは全然異なった
終戦時一時帰郷し 富士紡績の工銀課で給料計算の業務をしていた
大涌谷近くの温泉にも時々行った 終戦直後は戦前の素朴さそのままの温泉宿 物資は無く障子は
真っ茶色で破れた儘もあった
萬岳楼 仙郷楼」などの温泉郷は 昭和のよき昔を思い起こさせてくれるのでとても懐かしい
本当に素朴で味のあった名湯がピンチを迎えたとなると人ごとでは済まされないのである
成人式前 十代の頃は元気で5時終業後から友人と懐中電灯持参で 闇夜の金時山を登り仙石原
へ下る そしてそこから近い「俵石閣」へ宿泊したりもした
芦の湯も 堂ヶ島温泉も 宮の下にも影響が広まっては気の毒である
大涌谷が心配でならない 大ごとにならぬ事を祈るのみです