11時前というのにもう賑やかであった。
馬車道マルシェ ワゴンセールに人が群がっている。
皆様ご存知、馬車道の名店「勝烈庵」さんのワゴンにチャーミングな
女の子。
吸い寄せられるように近づいたら、可愛いカツ丼を販売していた。
「ありゃ 可愛いカツ丼だね~。2つ下さいよ」・・・これでお土産OK
休憩のコーヒー、ヤニ補給をしながら女房殿に電話。
「今、勝烈庵のカツを買ったよ。昼飯の準備は要らないよ」・・・。
「ではご飯だけ焚いて、それと吸い物の支度をして置くわよ」・・・。
「ご飯は要らないよ。きっと食べきれないから」の会話で終了。
大阪へ単身赴任するまでの約30年、馬車道には2~3分つっかけで
も行ける所に住んでいたから、ここもザキも庭のようなもので思い出は
多い。
ザキの靴屋さんへ寄る事にした。30年間に何足買ったことだろう。
番頭さんは顔を見るなり何も言わずに2階へトントン、靴を取りに行く。
サイズは勿論承知の助である。
すべて Marelliだった。今もピカピカのそれが下駄箱に5~6足並んで
いる。
敷き革と、すぐ行方不明になる靴べらを買った。店主の勧めで少し長め
のイタリア製にした。使い勝手がよさそうである。
「まつざか屋」の前を通った。私の青春時代は「野澤屋」だった。
日曜日は、幼稚園の息子達雪のように色白、絹のようなスベスベ肌
のヤングミセスのナンと家族揃ってにショッピングした思い出多き店
それも遂に閉店。感無量とはこのことか。
挨拶の看板取り付け作業をしていた。
正午に帰宅。早速ご馳走の<カツ丼>である。女房殿の反応が楽しみ
であった。「アラッ」であった。・・・ウヒッヒ・・・である。
これぞミニ丼、カツは3キレ・・・お値段 @ 400円。
流石に旨さは天下一品、そんじょそこらの店屋もんとは大違い
敵もさる者手抜きの名人。吸い物は<永谷園>を「ハイどうぞ」。だった。