転換!

2015-01-31 18:40:00 | 政治

雪の面影全くなしの晴天である。 みなとみらいは 横浜ストロベリーフェスティバル2015
開場前に行列し今年もとちおとめを頂戴しようかなと思ったが、 例年と較べ本当に出不精
になってしまった自分に驚いている。 もう暫くは冬眠を決め込む心算だ。
2015年は (いち)(ご)の年と云う事で、主催者は力を入れて居られるようである。

  

公的年金が前年度比 0.9%ほど増すとの発表があった。 
総理は頻りと物価が上がり[デフレからの脱却]に成功したと力説する。だが、アベノミクスで 
生産と消費が活発化し、景気上昇でデフレ脱却を果たしたとは思いません。

円安で貿易は著しい入超に陥りました。 仕入価額の増額は小売価額高騰に繋がりました。
円安が及ぼした物価上昇であったのではないかと思います。
加えてタイミングを誤った消費増税の実施時期、これも物価上昇に関連しました。
デフレからの脱出(物価上昇)は必ずしもアベノミクスの力ではなかったと思います。

アベノミクス第三の矢とかは未だ見えず、国民は格差拡大の顕著さを実感しています。
消費増税実施に当たっての約束を果たすべきです。お呪い的0.9% 増で国民は納得しない
と思います。
露骨に大企業向きのスタンスを執り続けるならば、消費に動く意識は働かず、再び旧に戻る
デフレになるかもと思うのだが

フランスから経済学者 トマ・ピケティ氏が昨日来日しました。 20日程前から色々と彼の記事
に接するようにしています。
注目の点は、ピケティ氏はアベノミクスについては批判的な意見をもっている事のようです。
格差の固定化とか、累進課税についての講演内容に関心を寄せて居るところです。

お流れ頂戴式、シャンペンタワー式とか、 まず金持ちに大儲けさせる。その結果、いつかは下々にも
雫が落ちて、彼らも徐々に潤って行くだろうは・・・如何なものかと思う。

あのサッチャー氏、或いはレーガン氏に見られた所謂 トリクルダウン効果 の踏襲は如何な
ものかと思っている。
まぁ、トマ・ピケティ氏に注目致しましょう・・・の私である。 

  

コメント
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