六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

マイケルをめぐる葛藤

2006年10月28日 | 日々のこと
 ちらっと見かけた時、猫はたいていメスに見えるし、犬はたいていオスに見える。
 でも最近、家の前で私にオヤツの煮干をねだる猫は、どうも何となくオスのように思える。
 オヤツをねだると言っても、なつくわけではなく、常時1メートル以上は距離をあけ、油断なくこちらに顔を向けている。だからシッポのつけ根にタマタマがついているかどうかをまだ確認できないでいる。ゆえにメス猫の可能性もある。だけど何となくあの猫はオスな気がする。
 ・・何故だろう? 
 絶対にノラではないと確信できる毛ヅヤの良さ、ふっくらした手足、人に対する態度、まん丸な目・・
 あ、そうか
 その猫は外見が漫画「ホワッツマイケル?」のマイケルにそっくりなのだ。
 まだ若いので、もう2,3年したらあの漫画にそっくりな外見になりそうな予感。

 ゆえに我が家ではあの猫を「マイケル」と呼ぶことにした。

 ちなみに、煮干につられてもう1匹、黒っぽいトラ猫も時々姿を見せるようになった。顔も体つきも似ているしケンカもしないので、もしかしたら二匹は兄弟なのかもしれない。そっちの猫は影みたいな色をしているので「黒マイケル」と呼ぶことにしている。

 今日もマイケルが家の前で待っていたので煮干をあげた。が、最初の頃より喰いつきが良くない。そろそろ煮干に飽きてきたのかも。

 でもマイケル、あたしはあんたに猫缶なんてあげないよ。だってキミは他所のお家のコだ。
 うちのコになる気があるなら美味しい猫缶でもカリカリでも選んでもあげよう。でもそうでないなら、煮干に飽きた時点で私たちの関係は終わり。お家に帰って、飼い主さんに美味しいものをもらいなさい。それが仁義ってもんだ。
 他所のお家のコに無責任に中途半端に餌をやって許されるのは、学童までだと私は思っている。

 ・・でも、もしあの猫たちが食餌制限中だったりしたら・・?
 飼い主さんからしてみれば「オヤツも同罪!」ってワタシ責められちゃうかしらん・・


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