六畳の神殿

私の神さまは様々な姿をしています。他者の善意、自分の良心、自然、文化、季節、社会・・それらへの祈りの記。

イヌ 飼いたいけど・・

2005年03月31日 | 日々のこと
 あ☆しまった。買い物の帰りに近所の桜がどのくらい開花してるかチェックするつもりだったのに。ちょうど公園にさしかかった時、珍しく愛想の良いイヌを連れた人と行き会って、撫でさせてもらえたのが嬉しくて、桜の方を見忘れたっ!

 東京で寂しいのは、見知らぬ人のイヌを撫でさせてもらえないこと。
 東京の人って、通行人に迷惑をかけちゃいけないという配慮からだろう、飼主のリード捌きがとても神経質。うっかりイヌが近寄ってきて仲良くなれてラッキー、って事がない。田舎ではよくあるのに。イヌ自身もちゃんとしつけられているためか、見知らぬ通行人から可愛がられた経験がないためか、すれ違う時こちらにほとんど関心を示してくれない。
 こっちも「イヌ連れ」なら、声もかけ易いが、「ただのイヌ好きでーす」じゃ怪しまれるかもしれない。
 だから我慢して平然とすれ違う・・けど寂しひ・・イヌ、撫でたい・・

 いま住んでいる賃貸はペットOKだから、飼おうと思えばすぐ飼える。

 けど、我慢。

 なぜならイヌは、飼って最初の1年がタイヘンだからだ。赤ん坊をひとり育てるに近い苦労をする。
 ・・そりゃ、適当に飼うなら話は別。でも後々「いいワンちゃんね~」などと誉めてもらえる飼主冥利につきる《かわいいお利口さん》にしたかったら、そのくらいのエネルギー注入は覚悟しなければ。以前飼っていたイヌが、そうだったもの。・・まぁ、人間の赤ん坊と違って、そういう集中子育て期間は1年か1年半で済むからラクなんだけどね。
 飼主の方も「イヌの居る生活」に適応するよう生活パターンを変えなければならないし、その後の人生設計も「10~15年はイヌが居る」ものに変えて考えなければならない。

 そう考えると、今は「イヌを飼うべき時」ではない。

 ダーリンとの生活が今後どうなるか、まだ不透明だし・・いや「ふたりの間」そのものはそんなに心配してないんだけどね。外野がね。双方、高齢の両親が幸いにも健康に存命だけれども、今後どうなるか分からないし。

 何より、人生設計に加味して考えなければならない最大の不確定要素がある。
 「こども」だ。私とダーリンの。

 今はイヌよりも「こども」をもつ事を優先で考えなければ。
 ・・いや、こればっかりは「優先で考えて」何とかなることじゃないかもしれないけど。

 こどもが欲しい。
 今はその事で頭がいっぱい。

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