今朝はとても寒かった。もう12月だもんネ。でもいいお天気になりそうだよ。
2015年8月のある日、テレビの健康情報番組を見ていたら、「若い時より身長が3センチ低くなっていたら骨粗鬆症を疑え」と言っていた。そういえば、これまでちょうどよかったスラックスの丈が、微妙に長く感じるようになって裾上げしたし、ほかにも思い当たることがあった。
30数年前、ぜん息の治療にステロイドの飲み薬を長く使っていた。担当医から「骨がもろくなる副作用がある」と聞かされていたし、ひどい咳で肋骨にヒビが入ったことも何度かあったから、それだろうと思った。
すぐに整形外科へ行き、骨密度検査をしたら間違いなく骨粗鬆症だった。治療といっても毎日の服薬と適度な運動で今の状態を維持するしかないという。一番いいのがウオーキングで、坂道の上り下りは、平地を歩くのに比べ足腰の筋肉にかかる負荷が大きいから効果も期待できるとか。
迷うことなくすぐにウオーキング開始。坂道を上り、アップダウンする山道を突き当りの海が開けるところまで行ったらUターンする。早朝の山や空、海の景色を眺めながら、鳥の声に癒されて心地いい。おかげで三日坊主に終わらずにすんだ。
しかし加齢に伴う身体機能の変化は如何ともし難く、昨今は脳が命令しても足の筋肉が言うことを聞いてくれない。もはやウオーキングと言えず散歩程度の速さで、ばばあの散歩だから「ばあ散歩」だ。今ではコースの半分あたりでUターンし、下りたら平地を歩いてやっと4000歩ほど。幼児のヨチヨチ歩きはかわいいが、老いぼれのヨボヨボ歩きはみっともないったらありゃしないない。だが歩かなければ本当に歩けなくなる、そんな恐怖感に襲われる。
平地を歩いている顔なじみのお年寄りはみんな足腰が悪く、ヨタヨタ歩きはお互い様だ。が、見知った顔がいつの間にか見えなくなったり、夫婦で歩いていた人がひとりになったり、認知症が進み施設へ入った人、病気で長期入院している人もいる。空き家になった家もあり、この8年の間にずいぶん様変わりした。
今の状態がいつまで続くか、いずれ私も「あの人は今!?」ということになる。いま達者なのは口と手だけ。左手は親指が「母指CM関節症」で痛むが、まだ我慢できる。口はよく食べるし、相手次第ではよくしゃべる。認知症にさえならなければひとりでも生きてゆけそうだ。
昔はウオーキングの途中、すれ違いざまに挨拶を交わす程度だが、顔見知りが何人もいた。だが長い年月の間に一人減り二人減り、今ではもう私だけに、たまに鹿とイノシシに出合うけど…ネ。
先日、山道で初老の男性と出会った。以後、毎朝会うようになって挨拶を交わしているうちに親しくなった。聞けば5月に、千葉県から当市へ移住してきたとか。市の移住サポートで二階建ての一軒家に入居しているそうで、ウオーキングが趣味らしい。定年退職したばかりの夫婦2人、悠々自適な老後生活を楽しんでいるように見受けられる。いつまでもお元気で!
オールドレデイさんの切れ味の良いブログページを見つけ初めてコメントした頃でしょうか?
お互い随分年を取りました
確かに以前と同じ働きをするのは「口」だけの様に
私も動ける間は少々きつくても筋肉使ってウォーキング(散歩?)は続けたいと思っています。
歩くことは頭の体操、健康にもつながるし
知人獲得のお零れにも与るステキな機会です
空も海も山々の雄大な風景も『全て私のもの』
コースの写真を楽しみにしているsirousagiが応援しています
男性にも骨粗鬆症なんてものがあるんでしょうかね。
瀬戸内海はいいですね。散歩していても楽しいでしょう。
当地へ越して来て丸13年、リゾートマンションなのでほとんど近隣都市からやってくる人ばかり。だが十数年も経つと所有者の名前も顔ぶれもだいぶ変わりました。
人間同様に、山の樹々も老木が目立ち、咲く花や実も少なくなりました。自然美を眺める楽しさもいつまでか、老いを止める手立ては皆無。もうケ・セラセラ、明日のことなど分からない、ですわ。
suri-ribaさまと貴女さまと同年齢の3人、長いお付き合いになりました。が、高齢者は社会のお邪魔虫、「お後がよろしいようで…」とすっぱり逝きたいものですわ。
ひと昔前なら、もう「死に支度」している歳ですがどんどん寿命ばかり延び、国も大変だと思うけど生きてる我々もこれからが正念場。なんとか82歳の意地で生きましょう・・。
ネットに「男性患者は約300万人で、少ないように思われるが、その約半数は何らかの病気に起因する続発性骨粗しょう症であることに注意したい」と指摘する。高血圧や糖尿病、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病などの生活習慣病がある人は、骨量の指標となる骨密度がある程度維持できていても、骨質の劣化の影響で骨折するリスクが高まる」そうです。運動が一番ですって、がんばりましょう。
「ばあ散歩」も今では義務となり、歩かなければ、とまるで追い立てられるかのように歩いています。同じ世にはびこるなら元気でいなければ、生きている意味がありませんものね。
もう「死に支度」は万全なのですが、なかなかお呼びが来ません。地獄の番人にも嫌われているのでしょうね。😩
わたしはいつも通勤で自宅から片道20分の距離を自転車で通勤しています。
今の季節は寒くて辛いです。
いよいよ12月、今年は異常気象のせいでいつ季節が変わったのかわからないまま、気が付けばもう冬です。
寒くなって自転車通勤は辛いでしょうが、足腰の運動には自転車が最適だそうですよ。これから忙しくなるでしょうが、お体大切に、事故がないよう注意してね。いつもブログを見てくれてありがとう。小説を読んであげられなくてごめんなさい。