28日の衆院解散後、新党発足や野党再編など情勢は目まぐるしく変わり、どこの陣営もてんてこ舞い。こんなにバタバタした選挙は初めてではないか。
希望の党は三本柱として、(1)8%から10%への消費税増税「凍結」、(2)2030年までの原発ゼロ、(3)9条を含めた憲法改正論議―を掲げた。また「12のゼロ」目指す」として〈1〉原発ゼロ 〈2〉隠蔽ゼロ 〈3〉企業団体献金ゼロ 〈4〉待機児童ゼロ 〈5〉受動喫煙ゼロ 〈6〉満員電車ゼロ 〈7〉ペット殺処分ゼロ 〈8〉フードロスゼロ 〈9〉ブラック企業ゼロ 〈10〉花粉症ゼロ 〈11〉移動困難者ゼロ 〈12〉電柱ゼロを列挙した。
何だかおかしくない? 「原発ゼロ」と「花粉症ゼロ」や「満員電車ゼロ」などが同列とは…。まるで思い付いつきで挙げたかのように思えるが、まあこれだけあれば、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」だろう。おもしろいのは、ネットに「公約を果たす気ゼロ」も追加したら、とあった。大賛成だネ!
また、あきれるのは「原発ゼロ」について、小池氏は「規制委員会が客観的に科学的に総合的に判断している再稼働については、これに異論を唱えることない」と言った。これは再稼働容認ということだが、完全に矛盾しているではないか。
話は変わるが、民進党の前原代表は7日、希望の党への合流について「小池氏と自分が率先して合流させた以上、いずれは私も合流したい」と語った。やっぱりネ。
自身の決断が、多くの仲間を切り捨て、結局は民進党を分裂させることになったのだが、まったく罪悪感はないみたい。無所属で出馬するそうだけど、当選できるかしら…ネ。
先日、時事通信が行った有権者アンケートでは、希望の党について「評価しない」と回答したのは100人中66人だった。小池氏は、本当は都知事の職を投げ打ってでも衆院選に立候補したかったのだが、どうも分が悪そうなので断念したということだろう。自分の希望を叶えるための「希望の党」だったのに、お気の毒…!
このイラストがおもしろい。「もう間もなく沈みます。退避してください」退避して今度はどこへ行くのかネ。
「現代ビジネス」に、作家の楡周平氏が『「ちょっと自民党にお灸を…」そんな思いが大惨事を招くかもしれない』という記事を書いている。これは私の思っていること、言いたいことのすべてが代弁されてように思え、一部抜粋などできない。長文だが、1票を投じる参考になるだろう。
お粗末すぎてまともに公約など読めません。
選挙の結果もちょっと怖くて!我々有権者の知性が試されているようで、世界の笑いものでは済まされない、内憂外患待ったなしの現状を打破する方法は?まともな野党第一党が見つからない最大の不幸。
投票に行くかどうか考えてしまいます。
小池さんはマスコミの使い方が上手いですね。が、小池旋風も少し弱まったか、候補を辞退する人も出てきました。
自分の政治理念を変えても生き残りたい、こういう人たちは政治家ではなく政治屋です。この政治屋集団に日本の未来を託していいのか、もう一度考えるべきです。そうした意味でも、今回くらい重要な選挙はないかと…。
米朝間に何かあれば日本と韓国が標的になります。そうした緊迫した中、政権交代などと考える人はどうかしてます。楡氏の記事を読んで、日本国のためにどうあるべきか、よく考えてほしいですね。
昔から「女賢しくて牛売りそこなう」、また「女が口をたたけば牛の値が下がる」と言われますが、小池さんもだんだんとメッキが剥げてきたように思います。
「所詮は女」なんて言いたくありませんが、小池さんを見ているとそう思えてなりません。
どこの公約も「餅に描いた絵」で一長一短あります。何だか投票率が低いのではないかと心配ですね。
と言った人がいた。
何故かと聞いたら「所得税は所得によってとられるけど、消費税は物を買わなければとられないよ」と答えた。
物は考えようだなと思った。
現代は物が溢れている時代、もし国民がみんな税金を払うのは嫌だと物を買わなくなったら、経済はもっと冷え込んで経済成長どころではなくなります。
5%から8%になった時も消費が伸び悩んで税収が伸び悩んで10%増税計画が順延になったのではなかったのかな。
はたして消費税増税が出来るんでしょうかね。
消費増税はいつかはやらなくてはなりません。一気に10%になるわけでもなく、2%です。いずれ痛い思いをするなら早い方が回復も早いでしょう。
各党の公約は大衆受けすることばかり。一国のリーダーにはやるべきことはやるという強い意志が必要です。