白内障手術はまず左目から。3日前から手術日朝まで1日4回の点眼、だんだん緊張してきた。手術日は25日、1泊2日である。手術は午後1時からで、術を受ける人は5人、私は4番目だ。10時半に病室へ入ってから昼食過ぎまで、10分から15分ごとに看護師が点眼にやってくるのにはびっくり!
2時過ぎ、看護師が車椅子を持って迎えに来たときは「大げさだなあ」と笑ったが、その理由は術後に納得。
手術台に上がると、もう心臓がパクパク。点眼麻酔(目薬による麻酔)は効いているのかどうか分からないから不安だ。まぶたが閉じないように周囲にテープを貼り付けられ、 左眼の部分だけ穴があいた布をかぶせられた。
ネットにあった手術の図である。見ると簡単そうだが、目に影が映るので怖かった。
両手でベッドの柵を力いっぱい握りしめ、息をこらして体中がカチンカチン。途中、先生に「普通にゆっくり息をしましょう。はい、大きく深呼吸を2回…」と言われたくらいだから、相当緊張していたらしい。
しばらくして「これからきれいな光が見えます。よく見てね」と言われた。虹のような光が ゆらゆら揺れて、オーロラみたい。「わあ、きれい!」と口走っていた。先生は優しく、手術中にも色々説明してくれた。
「はい、終わりました。お疲れ様」と言われて、体中の力がいっぺんに抜けた。自力で起き上がれず、介助されて車椅子に。「ああ、車椅子があって助かった」と。病室にもどってベッドに横たわると、いっぺんに重症患者になっていた。目の手術は影が動いて見えるから怖い!
最近の眼帯は色もカラフル、形も色々あって昔の眼帯のイメージとは大違い。私の眼帯は堅くて、何だか舞踏会の仮面みたいだ。何をするにも片目だけではうっとうしい。テレビも読書もダメ、持参したラジオのFM放送を聞きながら眠れぬ夜を過ごした。
翌朝の診察で、眼帯を外したら目の前がパアッと明るくなった。右目がまだだから、ちょっとボヤッとしているがよく見える。
退院許可が出て、抗生物質の飲み薬3日分と1日4回点眼の目薬2個、1日2回点眼の目薬1個をもらった。それぞれ5分おきに点眼だとか、使用法がめんどうだなあ。
帰宅して一番にテレビをつけた。テレビの色がこんなにきれいだったとは…。パソコンの文字もはっきり見える。片目だけでもこれほどなのに、両目が終わったらどんなになるのか楽しみだ。が、自分のシワシワ顔を見てショックをうけるかもなあ。
1週間さきには右目の手術だ。2回目とはいえまだちょっと怖い。が、どうせやらなければならないなら、早く済ませたほうがいいと覚悟をきめた。目の状態が安定するまでは数か月かかるそうだ。当分の間、おとなしくしているよりないなあ。
両眼が終わればもっと綺麗に見えます、と言っても10年もたてば「こんなものかなあ?」ですが。
メンタル強いオールドレデイさんでも、やはり身体の1部にメス?が入るとなると自然に緊張するものですね。
暫く目薬との葛藤続きますがお気をつけて
頑張って下さい。応援しています。
右目がまだなのでバランスがとれていないようで、スッキリしません。左目に違和感がありますが慣れたらおさまるのか、心配です。
目薬の点眼に気を使って疲れます。
今日はこれから診察です。行ってきます。
暫らく無理されませんように!
至って簡単と聞いていましたが、この病院の対応は慎重で、ちょっと大げさに思えるほどでした。これで結果がよければ言うことなしです。
来週1日は右目ですが、経験済みなので以前ほど怖くはないかと。
手術後は保護メガネが必要です。病院で買うと高いのでアマゾンで検索したら、レディー用の花粉用メガネが1500円でありましたよ。これだと見てくれが普通のメガネと変わりません。
こんなにきれいに見えるのならもっと早くすればよかったと思うほどです。が、点眼が面倒です。