米アップルは9日、人工知能を搭載したAIスピーカー「ホームポッド」を発売したそうだ。日本ではアマゾン「アマゾンエコー」、グーグル「グーグルホーム」、ライン「クローバウェーブ」の3シリーズが発売されているそうだが、アップルは価格は349ドル(約38,000円)と高いが、音質の良さが売りだとか。
AIスピーカーとは、搭載されているAI(人工知能)によって、人の言葉を理解し、音楽や動画の再生、天気予報やニュースの読み上げ、照明器具やテレビなどの家電製品の操作等が可能な、音声アシスタント機能を持つスピーカーで、「スマートスピーカー」とも呼ばれるそうである。
単純に音楽を再生するスピーカーとしての機能だけではなく、音声操作によって天気予報やニュースの再生、スケジュールの確認、翻訳、判らない言葉の検索等ができるので、スマホに文字を打つよりもはるかに操作が簡単だという。
名前だけは知っていたが、これほどの機能を持っているとは…。最近は、ITだ、AIだ、LOTだと知らない言葉が飛び交う。自分には必要ないからと興味を持たないのではなく、一応、どういうものかくらいは知っておかないと時代に置いてけぼりにされそうだ。
昨年末の新聞記事だが、大和ハウス工業がAIスピーカーで家電を操作できる「コネクテッドホーム」のモデルルームを岡山住宅展示場内に設置したという。
同ホームは、部屋の中央に置くAIスピーカー「グーグルホーム」が、音声を認識して周辺の家電を制御。照明の点灯・消灯やカーテンの開け閉め、ロボット掃除機の作動などを指示できる。
同ホームの購入には住宅価格のほか、初期費用としてスピーカーなどの設置費と利用料(2年で18万円から)が必要で、その後は年2万円程度の利用料が掛かるそうである。
便利といえば便利だが、すべてがAI化されると人間は動く必要がなくなり、座ったままで事足りる。そんな生活を続けていると、だんだんと人間が横着になっていきはしないか。
世の中、今や老いも若きも健康ブーム。食事にだけ気をくばっても適度な運動をしなければ 、本来の健康は維持できないという。それなのにAI化で体を動かさなくなったらどうなるか。若いうちから横着して楽な生活を続けていたら、末は寝たきり老人になってしまうかもよ。
まあ、こういう住宅に住む人はお金持ちだろうから、ジムに通ったり、家にいろんな健康グッズを設置して適当に運動するから心配ない。大きなお世話だ、と言われそうだネ。
とうとうやってきましたね。
日常生活は機械にお任せ!自身の健康まで器械が手助け、頭でっかち手足は細くで知的生命体一丁完成
きぼうに溢れた将来なんてこれでは望めませんね
今やロボットに仕事を奪われる時代です。この上何もかもがAI化されると、これからは頭脳明晰な人以外は不必要となります。そうなるとますます学歴重視の社会となり、できの悪い若者は未来への希望が持てなくて、ニートやフリーターになってしまうのでしょうか。
今、論議されている働き方改革なんて無意味ではないかと…。便利さや快適さに馴れてしまったら、世の中どうなるでしょうね。
先日読んだ記事では少なくとも日本での使用は恐ろしすぎて(セキュリティ0程度)でこれではもう笑うしかないとかいていました。
もちろんなんでも最後の30%にならないと導入しない私ならそれなりの修正も出来てるでしょうけど・・。やっぱり自分の手で点火もし、TVも自分で。ますます生きてるのが身につまされる時代になるのですね
どんな優れモノでも人間には勝てないと思います。人間がしゃべる言葉が不明瞭だと間違った反応をするのではないかしら? ロボットがしゃべるのも何だか気味が悪いです。
最近は外出先からスマホで家電操作ができるらしいですが、日常生活は便利であればいいというものでもないと思いますけど…。
すべてが機械化された家なんか私は住みたくありません。