つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

あきれるよね・・・・

2005-12-01 | 怒っています

 最近の大きな事件の陰に隠れて、紙面の片隅にあった小さな記事のこと。
 またまた近畿大阪銀行で、41歳の男が約4年間にわたり3億9千万円を着服した横領事件が発覚。そしてこれより少し前、東京三菱銀行では派遣社員の女(55)が12年間にわたって10億円を着服、詐欺の容疑で逮捕されるとか。そのほかにもわが岡山県の地方バンクでもよくある話だ。
 こういう記事を読んで、いつもなぜ? と思う。なぜ今日まで銀行側は気づかなかったのか、なぜ人に気づかれずに口座を勝手に操作できるのか、なぜ預金者は気づかなかったのか、なぜ適正な監査報告がされたのなら不正を見抜けなかったのか、などなど不思議に思うことばかりである。

 公務員の税金の無駄遣いも同じこと、所詮は人の金であり、自分の懐が痛まない限り平気で無駄遣いも出来るのだ。監督する側にしても同じこと、これは大事な国民の血税、大事な預金だという強い認識があれば、もっと目を光らせて監督するであろう。それが事件が起きても誰も身銭を切って弁済するわけでもなく、平身低頭して誤って見せればそれで終わりというわけだ。 
 私たちも直接自分たちに被害がないから、誰も怒りをあらわにしない。しかし、大回りにまわって私たちも不利益を蒙っていることには間違いないのだ。横領、無駄遣いされた金は、長期間にわたって決算時に損失処理され、その損失補填は私たちに目に見えない負担となって跳ね返ってくるのである。
 こういったことの最終責任はどこにあるのかはっきりさせて、きっちり責任を取ってもらわねばなるまい。
 それにしてもこういった金銭がらみの事件の多いのはなぜだろう。人のものを盗んで平気でいられる人なんていないだろうに、信じられな~い。 


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