つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

4月から「フレイル健診」義務化・・・

2020-03-12 | どうでもいいことですが

 2020年4月から75歳以上を対象に、従来の健康診断に加えて「フレイル健診」が義務化されるそうである。「フレイル」とは、身体機能(体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度)が低下し、心身ともに弱ってきた状態を指す。フレイルを放置すると死亡率や認知症の発症リスクを増加させるなど、怖しい事態を引き起こす可能性があるという。
 また、フレイルには筋肉量の減少による「身体的フレイル」や、認知症やうつ病の発症リスクを高める「精神的フレイル」、独り暮らしで貧困や孤立に陥る「社会的フレイル」の3つの側面に分類される。健診では以下の表にある質問に答えてもらい、フレイルかどうか判断するという。
フレイル健診で聞かれる問診項目⑮

 ネット記事によると、従来の介護予防は、主に運動機能の回復に重点を置いていた。これに対し、フレイル健診は、生活習慣や社会的な活動状況なども調べ、より多面的に、心身の衰えの原因を探るのが特徴だという。
 重要なのは、健診結果を基に、適切な改善指導を行うこと。保健師が、体力に応じたウォーキングや筋力トレーニングなどの運動を助言し、管理栄養士が、肉や魚などたんぱく質を摂取しやすい献立を提案する。個々のお年寄りの状況に合わせた、きめ細かなアドバイスが必要で、栄養摂取や運動をすることで、健康な状態を取り戻せるそうだ。
 またフレイル健診の導入に合わせ、高齢者の健康データの扱いも変わる。現在は75歳を境に、データの所管は、市区町村から都道府県単位の広域連合に移るが、来年度以降は、75歳以上のデータも市区町村が一体的に利用できるという。

 これまで毎年5月になると、市から「特定健診受診券」が送付されていた。この中に「フレイル健診」によく似た問診票が同封されていて、それに記入して返送すると生活習慣改善が必要と認められた人には、特定健診の結果と「特定保健指導」の案内が送付され、保健指導を受けるように勧められた。
 5、6年前までは私も受診していたが、この歳になれば色々な検査はもう不要、問診票の返送もしない。「フレイル健診」が義務化されれば問診票に記入し返送するくらいは協力しても、それ以上のお節介はお断り。自己中で頑固なババは「保健指導は結構、自分のことは自分で管理する」と決めている。
 生前、ノムさんが語っていたという、「これ以上長生きするために健康に気を遣う必要なんてない。好きなときに好きなものを食べて、先のことは考えない」これに尽きるのではないかと…。

 余談だが、購読紙の読者投稿文の中にあった言葉、「カは感動、キは希望、クは工夫、ケは健康 コは恋」を心掛けて…、というのが印象に残っている。
 私はどうだろう? もう感動することはあまりない。希望なんて、何のために生きているのかも分からないのに…。工夫は料理をするときにやっている。健康は足と胃の不調くらいで命に関わるような病はない。恋、これはもうまったく縁がない。が、韓流ドラマのイケメンに時々ときめきを感じるが、これも恋の内かなあ。
 とにかく自由気ままにしたいように生きて、ある日突然ポックリ。これが理想だけどそうは問屋がおろすまい。けどまあもう少し頑張ってみようか?

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4 コメント

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いい加減な問診票 (sirousagi gamanoho)
2020-03-12 15:00:36
人それぞれの老化現象にまで、お国が?色々気遣う制度ですか?
オールドレデイさんと全く同意見、もうこの歳になって検査は税金の無駄遣い、フレイル検診の義務化なんてどう考えても行き過ぎです。
「ほっておいて欲しいです」さいごの土壇場でも決して文句はつけません。」
データ集めがお好きなお役人に我が人生の終幕迄
管理してほしくないなあ
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Unknown (オールドレディー)
2020-03-13 09:31:06
★shirousagi gamanohoさま
お国は色々やってくれますが、これまで功を奏した
制度があったでしょうか? 
最初はみんな飛びつくのですが、大概、「笛吹けども踊らず」に終わってしまいます。厚労省のお役人はあれこれ考えて仕事をするふりをするのかも…。でも、しょせん「下手の考え休みに似たり」です。やりたい人はやればいいけど、義務化は反対ですよね。
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余計なお世話 (suri-riba)
2020-03-13 14:53:06
厚労省は何をしてもスカタンばかり。「やってます。
実績残します」ポーズが必要なのでしょう・・。
今回の武漢コロナの対処を見れば、この私でも無能!と言ってやりたい。
そもそも「100歳時代」なんでそんなに長生きさせたいの?? 本人だって辛いだけなのに!安楽死も真剣に考えてほしい。
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Unknown (オールドレディー)
2020-03-13 18:35:03
★suri-ribaさま
毎年起きる想定外の災害で国の予備費は減るばかり。国の財政は苦しくなる一方なのに、各省庁はお金を使うことばかり考えているようです。
今の世で100歳まで生きたい人がどれだけいるか、一体、生産性のない年寄りに何を期待しているのでしょうね。税金の無駄遣いはやめてほしいですね。
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