つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

奥飛騨・上高地の旅・・・その1

2006-06-23 | 
 いつものセコイ私の今度の格安旅行は、一泊二日9,980円也のバス旅行。1日目は、飛騨の小京都高山散策、新穂高ロープウエイ(OP)で山頂へ、そして奥飛騨温泉郷泊り。2日目は、乗鞍スカイライン(OP)を走り乗鞍岳疊平へ、そして上高地散策の旅である。
 「あっと驚く9,980円」が、このツアーのうたい文句だが、オプション参加費、昼食弁当代を含むと21,000円になり、まあまあの値段である。
 
 21日午前7時45分出発、お天気はまずまずだ。バスは一路高速道を乗り継ぎ、東海北陸自動車道の関インターへ、そこで昼食のお弁当が渡される。車中で景色を見ながらお弁当というのも悪くない。そして満腹の心地よさからお決まりの居眠りタイム。
 午後1時半過ぎに小京都高山に到着、町並みを散策するが、やはり広告写真などで見るのとは多少違うなって感じだった。次は新穂高ロープウエイで展望台へ、今にも雨が落ちてきそうな気配だったが、傘を使うことはなかった。山の頂きには残雪があちこちに見られ、気温は10度を切ったのか寒くてたまらない。雪を冠った穂高連峰はガスに靄ってくっきりとは見えないが、それでも雄大な眺めに感嘆の声が上がる。これでも幸運な方で、最悪の場合は視界ゼロで、何にも見えないこともあるという。晴天だったどんなに美しいだろうかと残念である。

 そこでとんでもない失敗をした。写真を撮ろうとすると、「メモリがいっぱいです」という表示がでる。「ん? まだ10枚も撮ってないぞ」、ここまで来て写真がとれないなんてと慌てたが、原因はメモリカードの入れ方が悪くて、少し飛び出していたのだ。あ~あ、よかったと喜んだのはいいが、何と今まで撮った写真は表示されなくなっている。こんなことって今までにやったことなかったのに、残念だが諦めざるを得ない。
 5時半過ぎに宿に入る。奥飛騨温泉郷・平湯温泉「本陣」という宿で、割といい感じであった。とりあえずお風呂ということで、大浴場と露天風呂へ行くが、これまたいいお風呂で、特に露天風呂が見事であった。眼前に迫る山肌に岩を積み重ねて大きな滝が造られており、岩間には樹木が植えられサツキが満開で、その景観を見ながらお湯につかっていると、値段の割には相当得した気分になった。
 露天風呂は大満足したが、次の期待は夕食である。広間にはたくさんの卓が並び、それらすべてに囲炉裏が仕切られ、マスの塩焼き・五平餅の串が立てかけられている。自在鉤にはソバの実雑炊の鍋が掛けられ、雰囲気的には抜群の設定で、山菜を中心とした料理も悪くはなかった。食べ終えて部屋へ帰る途中に、真新しい合掌造りの離れがあり覗いてみた。そこでは太棹三味線の弾き手が民謡などを披露しており、リクエストに応えて定番の「奥飛騨慕情」などのカラオケタイムとなり、これまた楽しいサービスのひと時を過ごした。それに、ここの女将が色白の超美人で、従業員の接客態度・設備もよく、大いに満足した。

 8時ごろから雨になったが、夜の間に降って明日の朝には上がってくれることを祈って寝床に付いた。
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1 コメント

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Unknown (関西のヤングばーば)
2006-06-23 23:59:01
安いですよ。今は旅行社もお暇なときかもね。サッカー熱でみんな海外に行ってるから、そんなツアーでも組まないと、こないんじゃないですか?

 私も早くそんな時代が来たらいいと思うけれど、仕事を持ってるので、あきらめてます。
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