つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

社保庁に物申す・・・

2006-06-18 | Weblog
 昨夜、親友が来て言うには、社保庁から「国民年金・厚生年金 年額改定通知書および年金振込通知書」のハガキが来たが、振込通知書の金額が今までの半分程度に減額されているという。明細を見ると過払い返還請求額が12万円ほどあり、今回と次回で差し引いて支給するとある。年金受給開始から2年半くらいになるが、今までそれほど金額の変動はないとのことで、理由も明示されていないまま減額されたことが納得いかないという。それに、17年度からは60歳過ぎて働く人の年金額が、月額28万円以下では全額支給されるはずなのに、現在も何割か支給停止されているのも不可解なことである。
 私なども、社保庁から来る通知書で、わずかだが制度変更などの再計算のためと称して差額金を引かれたり、逆に返還されたりすることはあるが、それも何百円単位である。かえって300円ほどの返還通知にハガキを発送するなど、余計な経費を無駄遣いしているだけなのにと、さほどありがたくもない。お役所仕事は変なところできちっとしているが、大きなところで、ざるの目から零れ落ちているほうが多いのである。

 平成16・17年度は全国消費者物価指数の対前年比変動率が0%だったとかで、支給額の引き下げはなかったが、平成18年度は、2005年(平成17年)の-0.3%だったことから、0.3%の引き下げとなっている。直近何年間にも僅かずつであるが支給額引き下げが行われており、引き下げ率は1%を優に超えているのは確かである。しかし、今までこの裁定が公表されてきたのかどうか、通知書で初めて減額を知るだけで、詳しい説明などないのである。大々的に引き下げを公表することで、社保庁への風当たりが余計に増すのを恐れてのことかとも思うが、とにかく今まで無駄に使われた莫大な年金の保険料が、公明正大に運用され、健全な収支決算が行われ、厳しく監督されていれば、今のような年金制度の崩壊に繋がりかねない事態にはならなかったのである。
 年金制度改革というが、簡単にいえば、働く人の年金保険料を引上げ、受給者の支給額を引き下げ、そして、年金免除の手続きを無断で行い収納率アップを図るなど、そうやって何とかつじつまを合わせているだけである。
 今国会での社会保険庁改革関連法案の成立は見送られてしまったとか。他人事ではあるが親友の事で、私まで納得のいかない不信感が募った。親友が明日問い合わせするのに協力してくれというので、この際厳しく説明を求めるつもりである。それで少しは鬱憤を晴らしてやろうとほくそ笑んでいる性格の悪い私(^_-)、一度くらい言いたいことを全部言ったらどんなに気持ちがいいだろうか。でも、窓口担当者を個人攻撃しても可哀そうだと思ったりもしている性格の弱い私(?_?)。
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