笑うに笑えないというより、当の本人にとっては泣くに泣けない失態であろう。
新聞によると、『秋田県は18日、天皇、皇后両陛下の訪問に関する知事名の案内状で、誤った表記のまま上司の決裁を受けずに送付したとして、人事課班長の男性職員(55)を訓告処分とした。また、管理監督責任を問い、人事課長を厳重注意とした』というのである。
問題となった入力ミスとは、今月下旬に秋田県入りされる両陛下が帰京される際に、見送る予定となっている秋田市議ら特別奉送者に対し送付する案内状の文章で、「悪天候などの理由により」と表記すべき個所が誤って、「悪天皇…」となっていたという。
よりによって天皇陛下に関する文書で、「悪天皇」とは…。ほかの箇所ならともかく、これは、どうがどうでも処分しなければ収拾のつかない大失態であろう。しかし、181通のうち21通だけというのが解せない話であるが、それについては記事には何も書かれていない。
「悪天候」が「悪天皇」、なぜこのようなミスが起きたのか不思議である。「悪天候」は熟語であり、「あくてんこう」と入力すれば「悪天候」としか変換されない。たとえ「あく」「てんこう」と分けて入力しても「てんこう」が「天皇」とは絶対に変換されることはない。「あくてんのう」とした入力ミスであろうが、それでも「悪天皇」という熟語の変換はありえない。「悪」と「天皇」を分けて変換・確定したのだろうか、それなら確定する前に気づくはずだが…。いずれにしても、55歳といえば、“OA機器はイマイチ”という年代かもしれない。現代でよかった。戦前なら「不敬罪」で特高警察に連行されひどい目にあうところだった。
ワープロの変換機能は、文節の区切りいかんでは、とんでもない語句に変換される。また、助詞の“て・に・を・は”が違っても、思わぬ語句に変換されることもある。私も人さまのブログにコメントを入れるとき、入力した文章を確かめもせず投稿して、“しまった”と思うことが再々あり、あわてて訂正のコメントを入れたりする。ブログを書くのにも慎重に言葉を選び、正しい漢字を使うように心掛けてはいるが、変換して、“?”と思ったときは、辞書サイトで調べることにしている。しかし、気づくうちはまだいい。そのうちとんでもない入力ミス、変換ミスをするようになったら、もうブログから撤退しなければなるまい。
話は変わるが、最近ネット上で「ゆとり」という表現が、稚拙な言動に対し広義で使われているという。『DQN(ドキュン)=ヤンキー(不良)などの暴力的な感じの人、または、常識を知らない、知識が乏しそうな人を指すときに用いられる』や『厨房(ちゅうぼう)=インターネット上で幼稚な発言や行動を行う者を指す蔑称である。中学生を指す「中坊」から「厨房」となった。「厨」と略されることもある』に並ぶ蔑称として、「ゆとり」がネット上で浸透しつつあるという。
「福音 / 敷設 / 冶金 / 漸次 / 台頭 / 総花的 / 与り知らぬ / 一矢報いる / 防人」―などのうち、1つでも読めなかったら「ゆとり」認定者だという。「ニコニコ動画」というサイトに、この「ゆとり」度クイズがあるそうだ。私は「総花的(そうばなてき)」以外は読めたが、それ以上は「ニコニコ動画」に会員登録しなければ挑戦できないというのでやめた。
テレビでは、テレ朝・月曜日8時から「Qさま」というクイズ番組がある。10人の出場者が1つずつ解答していき、時間内に全問解答しなければならない。出題科目は、国語・英語・社会・数学・理科・美術など。番組名はお笑い系のようだが、まったく違って、常識範囲よりちょっと高度な問題で、日常的にもためになる番組である。
だんだんと脳細胞が死滅しているのか、物覚えも悪くなってきた。せめてこういうクイズ番組をみて頭の体操をしなくては…。がんばろう
新聞によると、『秋田県は18日、天皇、皇后両陛下の訪問に関する知事名の案内状で、誤った表記のまま上司の決裁を受けずに送付したとして、人事課班長の男性職員(55)を訓告処分とした。また、管理監督責任を問い、人事課長を厳重注意とした』というのである。
問題となった入力ミスとは、今月下旬に秋田県入りされる両陛下が帰京される際に、見送る予定となっている秋田市議ら特別奉送者に対し送付する案内状の文章で、「悪天候などの理由により」と表記すべき個所が誤って、「悪天皇…」となっていたという。
よりによって天皇陛下に関する文書で、「悪天皇」とは…。ほかの箇所ならともかく、これは、どうがどうでも処分しなければ収拾のつかない大失態であろう。しかし、181通のうち21通だけというのが解せない話であるが、それについては記事には何も書かれていない。
「悪天候」が「悪天皇」、なぜこのようなミスが起きたのか不思議である。「悪天候」は熟語であり、「あくてんこう」と入力すれば「悪天候」としか変換されない。たとえ「あく」「てんこう」と分けて入力しても「てんこう」が「天皇」とは絶対に変換されることはない。「あくてんのう」とした入力ミスであろうが、それでも「悪天皇」という熟語の変換はありえない。「悪」と「天皇」を分けて変換・確定したのだろうか、それなら確定する前に気づくはずだが…。いずれにしても、55歳といえば、“OA機器はイマイチ”という年代かもしれない。現代でよかった。戦前なら「不敬罪」で特高警察に連行されひどい目にあうところだった。
ワープロの変換機能は、文節の区切りいかんでは、とんでもない語句に変換される。また、助詞の“て・に・を・は”が違っても、思わぬ語句に変換されることもある。私も人さまのブログにコメントを入れるとき、入力した文章を確かめもせず投稿して、“しまった”と思うことが再々あり、あわてて訂正のコメントを入れたりする。ブログを書くのにも慎重に言葉を選び、正しい漢字を使うように心掛けてはいるが、変換して、“?”と思ったときは、辞書サイトで調べることにしている。しかし、気づくうちはまだいい。そのうちとんでもない入力ミス、変換ミスをするようになったら、もうブログから撤退しなければなるまい。
話は変わるが、最近ネット上で「ゆとり」という表現が、稚拙な言動に対し広義で使われているという。『DQN(ドキュン)=ヤンキー(不良)などの暴力的な感じの人、または、常識を知らない、知識が乏しそうな人を指すときに用いられる』や『厨房(ちゅうぼう)=インターネット上で幼稚な発言や行動を行う者を指す蔑称である。中学生を指す「中坊」から「厨房」となった。「厨」と略されることもある』に並ぶ蔑称として、「ゆとり」がネット上で浸透しつつあるという。
「福音 / 敷設 / 冶金 / 漸次 / 台頭 / 総花的 / 与り知らぬ / 一矢報いる / 防人」―などのうち、1つでも読めなかったら「ゆとり」認定者だという。「ニコニコ動画」というサイトに、この「ゆとり」度クイズがあるそうだ。私は「総花的(そうばなてき)」以外は読めたが、それ以上は「ニコニコ動画」に会員登録しなければ挑戦できないというのでやめた。
テレビでは、テレ朝・月曜日8時から「Qさま」というクイズ番組がある。10人の出場者が1つずつ解答していき、時間内に全問解答しなければならない。出題科目は、国語・英語・社会・数学・理科・美術など。番組名はお笑い系のようだが、まったく違って、常識範囲よりちょっと高度な問題で、日常的にもためになる番組である。
だんだんと脳細胞が死滅しているのか、物覚えも悪くなってきた。せめてこういうクイズ番組をみて頭の体操をしなくては…。がんばろう
ネットのニュースサイトで、全国地方版のニュースを知ることができますよ。
何か面白いネタがないかと、よく探します。
おかげで色々なことがわかると、知人などは喜んでくれます。
私も「総花的」は「そうかてき」だと思ってました。音と訓がまじっているように思えて、ちょっと変ですね。
それにしても「悪天皇」とは酷すぎます。このような公文書は、普通は上役がチェックするものですが、不思議です。
漢字の読み方は私も「総花的」を「そうかてき」と読んでいました。貴女のブログで勉強させて貰いましたよ。
ああ、あなたの県でしたか。だったらご存知でした?。
処分された方は少し気の毒な気もしますが、間違った語句が語句ですからね。
たいした害のないミスならいいですけど、お互い気をつけたいものですね。
当県の失態には苦笑いですが;、あそこまでハッキリ判る間違いに気付かなかったのは、やはり責任重大ですね;お気の毒ではありますが・・・。
変換機能というのは、脳ミソをあまり使わなくても済むので、そこがミスの根元の様な気もします。人間、楽に浸かると退化の一途なのでしょうね?気を引き締めていかないと!!(・・・と記した文を、チェック・チェック!・笑)
「悪天皇」が問題だったのでしょうね。ことがことだけに処分しなければ収まらなかったのか、気の毒です。
おっしゃるとおり、役人の不祥事もいわば入力ミス、記帳ミスで、これこそ厳罰に処するべきです。
世の中不合理なことが多すぎますね。
そんな程度で懲戒とは。
厚労省の元局長とか社保庁の職員とか、政治家の事務所費の記帳ミス(ゴマカシ)とかを懲戒にすべきですね。
携帯でメールを打つのはどうも苦手で、メール機能はほとんど受けるだけですね。
間違えるにもちょっとこれはマズイですね。この記事を天皇陛下がご覧になったらどう思われるでしょうか。まあお怒りになることはないでしょが、冷や汗ものですね。
好奇心といえば聞こえはいいですが、人さまのあら捜しをしているようで、少々気が引けています。
なるべく面白いと思えるようなブログを書きたいと思っていますが、今の世の中面白いことなんて少ないですね。
この意地悪な好奇心が衰えたらもう終わりでしょうね。
でも、最近語彙がすぐに浮かんで来なくて、頭の中がこんがらがります。平易な言葉でうまく表現できるようならいいのですけれど…。
漢字の読みはちょっと自信があります。といっても常識範囲内ですけどね。私をへこまそうと、会社の営業マンが「これ読める?」と、クイズ番組からさがした難解な漢字を持ってきて、私が読めないと喜びます。へんな営業マン
それにしても「ゆとり」がこういう認定に使われるとは、いったいどこの誰が言いだしっぺでしょうかね。
自分が打字したものの間違いはなかなか見つけられないのに、ひところ校正の仕事もしていたので、他人の間違いはパッと目に飛び込んできます(意地が悪い証拠?)。
印刷物の仕事には神経を使います。最近は顧客のほうが間違っていても、再印刷の代金を支払うという奇特な人はいませんよ。アッタマきます。
秋の夜長、子どもさんとしっかり勉強してくださいね。
変な時間に目が覚めましたので、携帯からコメントします(笑)
自分もたまに入力ミスはありますよ。
特に余り寝ていない時とかですね。
掲示板で編集ができる分は訂正しますが、できない分はレスで訂正したりします。
ブログはほとんど編集ができないので、「あちゃー」と焦ったりしています(笑)
それにしても「悪天候」を「悪天皇」とは、まず変換しませんよね。
携帯も変換しないです。
自分のブログの記事に助詞の間違いを見付けて、直そうと思っても、直ぐに忘れてそのままになったり、結構あるのです。レディさんのおっしゃるとおり、怖いですね~。とんでもない変換に気付かずにしばらく恥さらしてから気が付く場合も多いし、気が付かなければもっと怖いです。
ついこの間もギョッとする変換間違いしたばかり!
無意識の変換、曲者です!
私もレディさんの記事の多様性と新しい事柄への旺盛な好奇心と問題意識、特にこの頃は圧倒される思いで読んでいます。 凄いです! まったく衰えていませんよ。
最近のクイズ形式でやっと付いていけるのは“ヘキサゴン”位なもので他は全滅です
これはあまり不思議ではないのです、元々小、中、高、大(短)はギュウギュウでなんとか暗記のみでクリヤーしてきました、未だに焦りまくる学生時代の夢でうなされます
でもブログはまだもう少し頑張りますネ
≫日常的にもためになる番組…はなるほど!とその時はためになったと感動してもしばらくして何に感動したかも忘れてしまいとても損した気分です、あ~~ぁ
レデイーさんの頭の回転は素晴らしいです
ネット上での裏の蔑称はなんか怖いですね
人と成りは文面上自然にかもし出されるとは思いますがこうやって自分の言葉がweb上でさまよっている事も認識していなければなりませんね
じっくり見直しするんですが何故か魔が差したように見落としてしまう。
ま、自爆なら弁明できません。
でも、印刷屋に任せて信じられない誤植を犯されることもあり。それでいて「そちらの校正確認済みです。再製作の費用がかかります。」と突き放される。これも商売のやり方かと思ってしまう。プロに任せるほど気が気でないです。
クイズ番組はひたすら広く浅い知識の糧に親子で楽しんでいます。最近、見栄がはれなくなってきました。